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(newsweekjapan.jp)韓国の検察・特別捜査本部は、朴槿恵(以下、パク・クネ)元大統領の逮捕状を27日午前ソウル中央地裁に請求しました。検察は21日にパク前大統領に対して14時間に及ぶ取り調べを行い、逮捕状を請求するかどうか注目されていましたが、予想以上に早い段階での逮捕状請求に踏み切りました。これは5月9日に行われる次期大統領選挙への捜査の影響をできるだけ少なくするためと見られています。仮に逮捕され有罪になれば、最長で懲役45年になる可能性もあるといいます。
韓国メディアNEWSISなどによりますと、検察関係者は「事案の重大性、証拠隠滅の憂慮、逮捕された共犯者との公平性と諸情況を総合した場合、逮捕状を請求するのが法の原則に合致すると判断した」と話しました。