【ブリュッセル時事】欧州連合（ＥＵ）は６日、朝鮮民主主義人民共和国が弾道ミサイルの発射をやめず、国連安保理の制裁決議に違反し続けているとして、朝鮮民主主義人民共和国の通常兵器関連産業への投資を禁じる追加制裁を実施すると発表しました。

金属産業や航空産業も投資禁止の対象となります。朝鮮民主主義人民共和国の個人や団体に対し、コンピューターや鉱業、化学、精錬産業に関連したサービスを提供することも禁止します。

ＥＵは声明で「朝鮮民主主義人民共和国は安保理の決議に違反しており、国際社会の平和と地域の安全保障に深刻な脅威となっている」と指摘しました。朝鮮民主主義人民共和国に対し「全ての核兵器や核開発計画に加え、大量破壊兵器や弾道ミサイル計画を完全かつ検証可能な不可逆的な方法で放棄」するよう要求しました。