(NHK)イタリアで開かれているG7=主要7か国の外相会合は11日、最終日を迎え、化学兵器の使用が疑われているシリアのアサド政権に対し、アメリカのトランプ政権が軍事行動を実施した中、中東の5か国の外相を招いて、協議することになっています。11日夜、発表される共同声明では、アサド政権の後ろ盾となっているロシアについて、どのように言及するかが焦点となっています。
(写真:TTXVN)
イタリア北西部のルッカで開かれているG7=主要7か国の外相会合は11日、最終日を迎え、各国の外相は、国際社会が直面する喫緊の課題や緊迫する地域情勢などについて議論することにしています。
今回の外相会合は、化学兵器の使用が疑われているシリアのアサド政権に対し、アメリカのトランプ政権が軍事行動を行った直後の開催となったため、シリア情勢が主要な議題となり、外相会合や個別の外相会談などでは、アサド政権の後ろ盾となっているロシアへの対応などをめぐっても意見が交わされました。