ホアイ ご機嫌いかがですか皆さん。ホアイです。
アン こんにちは。アンです。9月には2日はベトナム独立記念日のほか、7日はVOVベトナムの声放送局の開局記念日もあります。今年は68周年を記念しましたね。
ホアイ そうですね。今日のこの時間はリスナーの皆さんが関心のありそうな VOVの発展についてご紹介しましょうか?アンさん。
アン はい。誰もが知りたいでしょうね。ハノイ市内にあるクァンスー通り58番地には立派な高層ビルがあります。これは国立放送センターで当放送局の本部です。今から68年前に、ここから、VOVの初めての番組が国内と世界各国に向けてに放送されました。
現場の音
ホアイ 当時はVOVの番組はニュースと文芸番組しかありませんでした。放送の主要な目的は抗仏戦争に力を入れていた人民の精神を励ますためのものでしたね。
アン そうですね。現在、VOVの放送番組は非常に豊富になり、老若男女のリスナーの全ての要求に応えています。
ホアイ 北部バクザン( Bac Giang) 省イェンズン( Yen Dung) 県に住むグェン・トォン( Nguyen Thong) さんは8,9歳だった1960年代から、VOVの放送を始めており、今日までずっと続けてきました。トォンさんの話です。
(テープ)
「情報社会の中でも、私はベトナムの声放送局を親友としてみなしています。森で仕事をする時、小型ラジオをポケットに入れるか、枝にかけると仕事をしながら、ラジオを聴きます。今は、携帯電話にヘッドフォンをつけて、ラジオを聴いています」
ホアイ グェン・トォンさんの話でした。VOVの媒体はラジオ放送のほか、活字新聞、電子新聞、VOVテレビも誕生しました。最近、VOVは2013年から2016年まで、ベトナムでFAプレミア・リーグの放送権を取得しました。タクシードライバーであるグェン・アイン・ズイ( Nguyen Anh Duy) さんは次のように語りました。
(テープ)
「私はこの番組が大好きです。タクシーを運転していても、サッカーの対戦の結果わかります。だから、仕事の疲れもとれますよ」
ホアイ ズイさんの話でした。では、この辺でちょっとティタイムにして歌をお聴きいただきましょう。
当放送局を歌った「ベトナムの声」 をお送りしました。
アン 話を続けましょう。一方、1945年9月7日に、国外向け放送も開始されました。当初、英語、フランス語、広東語、及び、エスペラントだけで放送されましたね。
ホアイ そうですね。VOVの発展に伴い、VOV5国外向け放送も絶え間なく成長してきました。現在、12ヶ国語あります。英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、ドイツ語、日本語、中国語、インドネシア語、タイ語、カンボジア語、ラオス語、そして、国外在留ベトナム人向けのベトナム語の12言語で放送されています。ベトナム外務省のブイ・タイン・ソン( Bui Thanh Son) 次官は次のように語りました。
(テープ)
「今日、私たちはアメリカを含め、何処に行っても、VOVの放送をはっきり聴けます。私たちは国外向け放送部を始め、VOVの全ての幹部やジャーナリストの努力を高く評価しています。」
ホアイ ソン次官、どうもありがとうございました。VOV5を通じて、世界各国の友人はベトナムの独特の文化と親しみやすい人々を深く理解するようになりますね。
アン そうですね。毎年、VOV5は世界73の国々と地域のリスナーからおよそ1万通のお便りがあります。近年、VOV5の放送がwww.vovworld.vn というウエブサイトで流されているため、さらに便利ですね。
ホアイ そうですね。現在、毎日、世界153国々と地域からの1万人のリスナーがこのウエブサイトにアクセスをしています。長年のVOVのリスナーであり、NHK国際放送の海外向けラジオ番組「NHKワールド ラジオ」の栗木誠一チーフプロデューサーさんは次のように語っています。
(テープ)
「昔、VOVの番組の内容は限りがありましたが、今日、時事番組のほか、教育、娯楽番組などがあり、魅力的です。毎日、日本で、インターネット、又は、スマートフォンを通じて、VOVの番組を聴けます。これを通じて、ベトナムだけでなく、世界情勢に関する情報を迅速に把握できます。10~20年前と比べて、今日の番組がはるかに豊富になりました」
ホアイ 栗木さん、ありがとうございました。ベトナム民主共和国の誕生と共に開局したベトナムの声放送局は今日、絶え間なく発展しており、国内外のリスナーに愛用されていますね。
アン そうですね。では、おしまいに歌をお聴き頂き、今日のハノイ便りを終わりにしましょう。
ハ・アイン・トアンが歌った「ラジオ」をお送りしました。リスナーのみなさん。今日のこの時間はVOVの発展についてご紹介しました。それでは、今日のハノイ便りの時間はここで終わります。来週のこの時間に又お会いしましょう。ごきげんよう。
Chao cac ban。