レジ袋を使用しないク・ラオ・チャム島

ハノイ便りの時間がやってまいりました。

ホアイ ご機嫌いかがですか皆さん。ホアイです。

アン こんにちは。アンです。この4年、中部クァンナム( Quang Nam) 省タンヒェプ( Tan Hiep) 村にある小島ク・ラオ・チャム( Cu Lao Cham) は島の環境汚染の削減に力を入れて取り組んでいますね。

ホアイ 素晴らしいですね。かつて、この島の島民はレジ袋を使用する習慣がありましたが、近年、レジ袋の変わりに、環境に優しい材料で作られた袋を利用するようになりましたね。

アン そうですね。今日のこの時間はレジ袋を使用しないク・ラオ・チャム島の皆さんについてご紹介しましょうか?ホアイさん。

レジ袋を使用しないク・ラオ・チャム島 - ảnh 1

ホアイ はい。知りたいですね。この島の中心地にある市場に買い物に行く人々は紙や植物の葉で作ったバッグを使用することは珍しいことではありませんが、4年前に、この島の砂浜には大量のゴミがあり、その大半はレジ袋でした。

アン クラオチャムは美しい島で、ユネスコにより生物圏保護区として認定されましたが、このようなレジ袋で汚染された危機に追い込まれたことを前に、この島の行政当局は住民一人一人に、レジ袋の使用習慣が環境汚染に及ぼす危険性を宣伝してきました。

ホアイ 島のラジオ放送は毎日、レジ袋を使用しないよう地元の住民に呼びかけてきました。特に、「買い物に行く時は、マイバッグを持参しよう」という看板がかけられています。クラオチャム島の住民 グェン・タム( Nguyen Tam) さんは次のように語りました。

(テープ)

「島に住む住民2700人だれもがレジ袋を使用しない運動に参加しました。地元の住民は素朴な人々ですから、当局が繰り広げる運動ならば、すぐに応援します。彼らは紙など分解しやすい材料で作られた袋を使うようになりました。現在はそれが習慣となりました。」

レジ袋を使用しないク・ラオ・チャム島 - ảnh 2

ホアイ タムさんの話でした。では、この辺でちょっとティタイムにして歌をお聴きいただきましょう。

歌  をお送りしました。

話を続けましょう。クラオチャム島の住民は環境に悪影響を与える生活様式を持つならば、現在だけでなく、後の世代も汚染された環境に暮らすことになるということを理解しました。

アン クラオチャム島にあるタンヒェップ市場で、この30年間、経営していたグェン・ティ・バン( Nguyen Thi Ban) さんは「かつて、毎日、レジ袋200グラムを使用していた」と明かにし、次のように語りました。

(テープ)

「最初は慣れていないから、実施できるかどうかは分かりませんでした。今はレジ袋を使用する習慣を持つようになりました。買い物に行く人々はマイバッグ、または、売り手が新聞紙などでつくった手製の袋を使用します」

レジ袋を使用しないク・ラオ・チャム島 - ảnh 3

アン バンさんの話でした。タンヒェップ ( Tan Hiep) 市場に買い物に行く人々だれもがマイバッグを持参しています。売り手は紙や、バナナの葉を用意して、商品を包装します。クラオチャム島の住民 マイ・タム( Mai Tam) さんは次のように語りました。

(テープ)

「数年前、この島は環境汚染されました。島の周りには大量のレジ袋が見られました。今、全てが変わり、環境は清潔になりました。地元の住民はマイバッグと紙製の袋の使用に慣れてきました。」

アン マイタムさんの話でした。毎日、クラオチャム島の住民は環境に対するレジ袋の使用の危険性に関する宣伝を聴けます。

ホアイ ホイアン旧市街の党委員会のグェン・ス( Nguyen Su) 委員長は次のように語りました。

(テープ)

「だれもが環境汚染のない土地に暮らすことを望んでいます。クラオチャム島の住民も例外ではありません。現在、島の住民は本土においても実施されていないのに成功したことを誇りに思っています。これはレジ袋を使用しないということです。クラオチャム島の住民は環境保護に対する高い責任感を示しています」

ホアイ グェン・ス委員長の話でした。クラオチャム島の住民だけでなく、この島を訪れる観光客もレジ袋を使用しないという島の規則を遵守しなければなりません。この島に到着すると、観光客はボランティア青年の案内により、レジ袋を使用せず、環境に優しい袋を使用することになります。先ほどのグェン・ス委員長は次のように語りました。

(テープ)

「ク・ラオ・チャム島を訪れる観光客はレジ袋を使用すると地元の住民は「レジ袋を使わないよう」勧めます。この前に、レジ袋によりさんごが亡くなりましたが、レジ袋を使用しないから、島の周りにあるさんご礁が回復されるようになりました。環境保護を行うから、効果が見られるようになりました。」

ホアイ グェン・ス委員長の話でした。ク・ラオ・チャム島は手付かずの美しさに恵まれていますが、地元住民が環境保護に対する意識がなければ、その美しさが維持できないでしょうね。

アン そうですね。では、おしまいに歌をお聴き頂き、今日のハノイ便りを終わりにしましょう。

「    歌」をお送りしました。

リスナーのみなさん。今日のこの時間は、レジ袋を使用しないクラオチャム島についてご紹介しました。それでは、今日のハノイ便りの時間はここで終わります。来週のこの時間に又お会いしましょう。ごきげんよう。  

 Chao cac ban。


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