傷病軍人や戦没者、革命功労者の恩に報いる活動

ハノイ便りの時間がやってまいりました

音楽

フン ご機嫌いかがですか?皆さん、フンです。

ホアイ 今日は、ホです。フンさん、ベトナムでは、7月になりますと、傷病軍人や戦没者、戦死した子供をもつ英雄称号が与えられた母親、革命功労者の恩に報いる活動が活発に行われますね。今年の7月も例外ではありません。今日のこの時間はこの活動についてご紹介しましょう。

フン 全国各地で「7月の恩に報いる芸術交流会」というイベント、あるいは、生産活動及び人道活動に立派な成績をあげた復員軍人たちを讃えるイベントなどが活発に行われていますね。

ホアイ 各地方は墓地を拡張するとともに、英雄称号を持つ母親たちを見舞い、プレゼントをしました。また、傷病軍人及び枯葉剤被害児のケア、戦没者の墓地の収集、貧困な状態にある傷病軍人に贈るためのチャリティハウスの建設などを積極的に行いました。

傷病軍人や戦没者、革命功労者の恩に報いる活動 - ảnh 1

フン かつて、フランス植民地主義者と抗米救国闘争いわゆるベトナム戦争に参加した革命家で存命している人は少なくなっています。彼らは生き証人であるだけでなく、ベトナム民族の誇りです。また、彼らは民族解放事業に自らの力を尽くしたことをベトナム人の義務であり責任だと考えたことです。

ホアイ 今年90歳になったグェン・チォン・ハム(Nguyen Trong Ham)大佐は1944年から革命活動に参加し、その後、首都ハノイ軍管区の副参謀長になって来ました。当時、ハム大佐は首都ハノイを守る任務を一番重要な任務と見做してきました。ハム大佐の話しを聴いてみましょう。

「テープ」

「8月の革命が成功したのち、私たちは革命活動に参加しました。当時、私のような青年たちは楽観的な精神を持ちながらも、ホーおじさんが北部ベトバクで革命活動に参加しているという情報を耳にして、明るい気持ちで革命活動に参加してきました。」

フン ハム大佐の話しでした。民族解放事業に貢献した功労で、毎年の7月27日の傷病軍人、戦没者の日を記念するに当たり、ハノイ市の指導者はハムさんを見舞い、祖国に対する彼の功労を振り返りました。

ホアイ では、この辺でティータイムにして、「母の物語」をお届けしましょう。

傷病軍人や戦没者、革命功労者の恩に報いる活動 - ảnh 2


フン さて、話しを続けましょう。生存中の革命功労者をケアすることは勿論のことですが、戦没者のお墓を綺麗に守ることも大切なことです。この数日、全国各地からクァンチ省ゾーリン県にある国立のチョォンソン墓地を参拝し、お掃除をしています。

ホアイ そうですね。このチョォンソン墓地はベトナム1の大規模の墓地であり、お墓には、1万基の戦没者が安置されています。この墓地は敷地14万平方メートルで1975年に建設されました。

フン この墓地は外から見ると、公園のように見えます。現在、墓地の人員10人以上が毎日、お墓を掃除しながら、戦没者の遺族や国内外の参拝者を迎えています。 チョオンソン墓地管理委員会のホ・タット・アイ(Ho Tat Ai)委員長は次のように語りました。

「テープ」

「この数日間、私たちは戦没者に線香を手向けるよう中央から地方までの客さん及び63省と市の政治社会組織の代表団を忙しく迎えています。現在、私たちは北部ハイズォン、フンイェン、クァンニンの各省、港湾都市ハイフォン、ハノイ市と協力して、墓地を拡張しています」

ホアイ アイ委員長の話しでした。この墓地では、戦場に参戦した人もいます。その人はグェン・ティ・ベさんです。この33年、べさんは毎日、戦没者のお墓の掃除しながら、線香を手向けています。

フン ベさんにとって、これは戦没者の恩に報いるために意義あることですよ。ベさんの話しを聞いてみましょう。

「テープ」

「以前、私は部隊に所属したので、部隊が直面した大打撃を想像し、戦没者に感動しました。1979年から私はチョォンソン墓地に安置された戦没者のお墓をお世話をすることになりました。毎日、私たちは彼らに線香をあげています」

フン ベさんの話でした。毎年、7月になると、チョンソン墓地を参拝する人は数十万人にのぼります。若い人にとって、ここは戦没者の勇敢さを理解する機会になるところですね。

傷病軍人や戦没者、革命功労者の恩に報いる活動 - ảnh 3



ホアイ そうですね。チョォンソン墓地に並ぶお墓の殆どは若い戦没者ですから、参拝者を感動させます。ハノイに住んでいるグェン・ビェット・アン(Nguyen Viet An)さんは次のように語りました。

「テープ」

「本当に感動しましたよ。彼らの年齢は今の私と同じ年齢ですが、彼らは勇敢でした。戦没者の犠牲のおかげで、私たち青年は今日の平和時代に暮らすことができるのです。」

フン アンさんの話しでした。まもなく7月が終わりますが、ベトナムには「水を飲む時、井戸を掘った人の恩を思う」という言葉がありますが、この美しい伝統は永遠に伝わるでしょうね。

ホアイ そうですね。

ではおしまいに、歌をお聴きいただき、今日のハノイ便りを終わりにしましょう・

ホアイ:リスナーの皆さん、今日のこの時間は傷病軍人や戦没者、英雄称号を持つ母親、革命功労者の恩に報いる活動についてご紹介しました。それでは、今日のこの時間はこれで終わります。又、来週お会いしましょう。ご機嫌よう 。

こちらはベトナムの声放送局です

それでは、今日のこの時間は終わります

リスナーの皆さん、さようなら。

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