ハノイ便りの時間がやってまいりました
音楽
フン ご機嫌いかがですか?皆さん、フンです。
ホアイ 今日は、ホです。フンさん、現在ベトナムでは、戦争中にアメリカ軍が散布した枯葉剤による被害者はおよそ400万人にのぼっていますね。ベトナム政府は彼らの痛みを分かち合うため様々な優遇政策を取り出しながら、補助活動を積極的に行っていますが。
枯葉剤被害者の援助を呼びかける運動
フン そうですね。現在、ハノイにある103号軍医病院の枯葉剤被害者のため毒素除去センターは中部ダナン市に住む枯葉剤被害者24人をハバードタンク水治療法で治療しています。この治療法はウクライナのチェルノブイリ原発の事故で放射能の被害を受けた被害者のための治療を成功させたそうです。
ホァイ 治療法には温熱効果、機械によるマッサージ効果、物理を応用した効果、そして化学治療などが期待された治療法です。
フン そうですか。ベトナムでは枯葉剤被害者のための治療をこの方法で行うことは今回が初めてではないですね。
ホアイ そうです。ハバードタンク水治療法について、枯葉剤被害者のための消毒センターのグェン・バ・ブォン博士は次のように語りました
「テープ」
「この方法は大きく分けて主な三つの工程があります。それは体操をすること、サウナに入ること、そして、合理的な栄養表示規準制度を持つことです。しかし、この治療を受ける前に、患者は健康診断する必要があります。精神病や腎臓病患者や妊娠中の女性はこの治療法を受けることが出来ません。」
ホアイ ブォン博士の話でした。患者は毎日30分にわたってウォーキングとしなければなりません。そしてその後、サウナで入浴します。そうすることで、体から毒素を出ます。先ほどのグェン・バ・ブォン博士は語っています
「テープ」
「一日、サウナに入浴して 4・5時間必要としています。熱度は60度から80度までです。サウナで入浴中、気分が悪くなった患者は外に出て、入浴に入っていて、再びサウナに入ります。サウナにいる間、患者は果物を食べたり、ビタミンを飲んだり出来ますよ」
ホアイ ブォン博士の話でした。この治療法は複雑ではありませんが、効果をあげていますね。
フン そうですね。では、この辺でティータイムにして、「愛し合おう」という歌をお届けしましょう。
ホァイ 「愛し合おう」でした。では話しを続けましょう。2010、ベトナム人枯葉剤被害者協会はアジア太平洋地域のABLE組織と協力し、北部タイビン省での枯葉剤被害者600人のための治療をハバードタンク水治療法で行いました。治療された後、これらの患者の健康状態は良くなりました。
フン 良いですね。そのため103号軍医病院の消毒センターの設立は枯葉剤被害者の生活改善に寄与しますね。
ホアイ そうですね、103号軍医病院のホァン・マィン・アン院長は次のように語りました
「テープ」
「国防省と枯葉剤被害者協会は103号軍医病院と175号軍医病院で毒素除去センター2件を建設する予定があったとき、私たちはこのセンターを建設し、現在、 第一段階を終了しました。ダナン市の枯葉剤被害者24人もこのセンターで実験的治療をうけています。患者は新たなハバードタンク水治療法で、10日間にわたって治療を受け、効果が出ると、引き続き治療を続けます」
ホアイ アン院長の話しでした。
フン この患者24人のための治療費は国防省と毒素除去センターによるものです。治療中のディン・ティ・マイさんは「このセンターで10日間にわたって治療を受けた後、健康状態は良くなる感じがしている」と次のように語りました
「テープ」
「 私の手足が痺れ、慢性の喉頭炎にもかかっていたのに、このセンターで治療を受けたら、病状は徐々に減っています。サウナに入った後も、いい気分になっています。このセンターのお医者はとても熱心ですよ」
フン マイさんの話でした。現在、ベトナムでは枯葉剤被害者は450万人にのぼっていますから、対象者となる治療は全社会の任務となっていますね。
ホアイ そうですね。ではおしまいに、歌をお聴きいただき、今日のハノイ便りを終わりにしましょう・
ホアイ:リスナーの皆さん、今日のハノイ便りは新たなハバードタンク水治療法で枯葉剤被害者の治療を行うことについてご紹介しました。それでは、今日のこの時間はこれで終わります。又、来週お会いしましょう。ご機嫌よう
CCB
こちらはベトナムの声放送局です。
それでは、今日のこの時間は終わります
リスナーの皆さん、さようなら。