イアデ村の威信あるクソル・ヒャオ長老

(VOVWORLD) -中部高原地帯テイグエン地方ザライ(Gia Lai)省イアグライ(Ia Grai)県イアデ(Ia Der)村に住むクソル・ヒャオさんは、愛国競争運動や新農村作り、社会秩序保護運動などに先駆けるお手本として、現地で最も威信のある長老として知られています。
イアデ村の威信あるクソル・ヒャオ長老 - ảnh 1クソル・ヒャオさん

1956年に生まれたクソル・ヒャオさんはベトナム共産党の党員になってから20年経ちました。彼は、イアデ村人民委員会委員長、ブレン集落党委員会委員長を歴任しました。現在はもう定年退職しましたが、現地の政治・経済・社会・などの活動に積極的に参加しています。

ブレン集落にはキン(Kinh)族とジャライ(Jrai)族である216世帯が住んでいます。2000年と2001年の頃、現地での政治、社会秩序はとても複雑でした。ある時に、村人の半数は、外国に亡命中の政府反動勢力「Fulro」が樹立した違法宗教である「De Ga」と呼ばれるプロテスタントに参加しました。当時、クソル・ヒャオさんはイアデ村人民委員会委員長として、民族大団結を破壊しようとするこの反動勢力の陰謀を暴き、村人にこの宗教の信仰を断固として止めるよう説得しました。

クソル・ヒャオさんは次のように語りました。

(テープ)

「De Gaというプロテスタントはベトナム国家が認めていない宗教でした。そこで、私たちは、住民たちに、党と国家の主張や政策、法律などを積極的に宣伝しました。当時は、住民たちに宣伝するのは大変でしたよ。それぞれの人の認識に応じた宣伝方法を使いました」

イアデ村人民委員会委員長を退職した後、2005年に、クソル・ヒャオさんはブレン集落党委員会委員長を務めました。当時、彼は、現地の貧困解消、経済発展、社会秩序の確保などに大きな貢献をしていました。

イアデ村の威信あるクソル・ヒャオ長老 - ảnh 2

クソル・ヒャオさんについて、ザライ省公安庁の幹部であるグエン・タン・トアンさんは次のように評価しています。

(テープ)

「クソル・ヒャオさんは定年退職してからも、現地の行政当局の活動に力を入れています。例えば、公安部隊と連携して、住民たちに党と国家の主張や政策、交通法などを宣伝したことです。彼は、村人から信頼されている人なので、常に、自らの役割を果たしています。」

クソル・ヒャオさん一家は、経済発展を遂げたお手本となっています。それだけでなく、彼は、村人に、栽培や畜産の技術を教えました。クソル・ヒャオさんはさらに次のように語りました。

(テープ)

「我が家は、稲づくりとコーヒーを栽培したり、豚の飼育をしています。豊作と売れ行きが好調な場合、1億ドンの年収が得られますよ。畜産向けの資金不足に悩んでいる人にも資金を補助しています。地元の行政当局が、村の道路や学校を建設しようとしていますが、建設予定地と建設経費が足りなかったので、私は、現地住民に土地と金額の提供を働きかけました。」

地元における社会的活動や新農村作り、愛国競争運動、生産活動、社会秩序活動において多くの成績を収めてきたクソル・ヒャオさんは表彰状をいくつも授与されました。

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