ベトナムの優れた指揮者レ・フィー・フィ氏

(VOVWORLD) -ベトナムの指揮者レ・フィー・フィ氏は欧州でクラシック音楽のアーチストとして活躍しています。彼は、国内で、毎年9月2日のベトナム独立記念日に開催される国立音楽公演の指揮者としての役割を果たしています。
ベトナムの優れた指揮者レ・フィー・フィ氏 - ảnh 1   ベトナムの指揮者レ・フィー・フィ氏

フィー氏はハノイ市の出身者で、チャイコフスキー音楽院の卒業後、マケドニアの「マケドニア交響楽団」で指揮者として活躍しました。これらの道のりについて、フィー氏は次のように明らかにしました。

(テープ)

「私は、大学3,4年生になる時、重要な音楽公演に指揮者として試験的に登場されました。この役割を良好に果たしたので、1993年にチャイコフスキー音楽院の卒業直後に、同音楽院の指揮者の助手として勤めました。その間に積んだ経験は、その後のマケドニアのマケドニア交響楽団で活躍する指揮者としての業務能力の向上に大きく貢献しましたよ。」

1993年~2000年までの間に、フィー氏は、マケドニアの「マケドニア交響楽団」の常任指揮者を就任している期間中、ロシアや、フランス、ドイツ、イタリア、ギリシャなどの各国において数百回の公演で指揮をとりました。さらに、彼は、セルビアのベオグラード放送交響楽団、ブルガリアのビディン交響楽団、チャイコフスキー音楽院に属する歌舞劇団などにも努めたことがあります。2007年~2012年まで、フィーさんは、セルビアのニシュ市の交響楽団の常任指揮者として活躍しました。

その一方で、1995年以来、フィーさんは、ベトナム国立交響楽団や、ベトナム歌舞劇団、ホーチミン市歌舞劇団、ハノイ交響楽団と緊密に連携して、常時的にベトナムを行ったり来たりしています。

指揮者レ・フィーフィー氏が指導するオーケストラを見に行くたびに、ベトナムの作家チャン・ティ・チュオンさんは、いつものように指揮者の奉の動きに目を奪われるようです。

(テープ)

「オーケストラを聴くと、私は大いに興奮しましたよ。大変面白かったからですね。観衆である私は、指揮者の右手と指揮棒、体の動き、顔の表情などを見るだけでも、とても感動してしまいました。」

一方、ベトナム電子新聞「Vietnamnet」の編集長ファム・アン・トアンさんは、指揮者フィー・フィーさんについて、次のように述べています。

(テープ)

「ベトナムには、指揮者が極めて少ないですから、比較対象となるものがありません。外国の指揮者に比べたら、フィーさんは、どんな指揮者にも劣らないでしょう。さらに、彼は、ベトナム人ですから、親近感を持っています。フィーさんが指導するオーケストラを聞いて、とても感動しました。」

外国で大活躍し、母国の音楽界に多大な貢献をしてきたフィーさんは、ベトナムの現代音楽史上の印象的な人物となっています。

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