「優秀な首都圏民」の復員軍人グエン・トウ・フンさん
(VOVWORLD) -ハノイ市郊外ダンフォン(DanPhuong)県ハンダン(HanhDan)村に住む復員軍人のグエン・トウ・フンさんは、自発的に現地の環境美化運動事業に多大な貢献をしてきました。それらの業績で、フンさんは、2018年にハノイ市人民委員会から「優秀な首都圏民」という称号を授与されました。
フンさん |
フンさんは、幼い頃に両親を失ったため孤児であり、親戚や周りの人々が養育して、成長しました。青年になり、抗米救国闘争に参戦しました。除隊後、居住地における社会活動に積極的に参加しました。これまでに、フンさん一家は、故郷の建設事業に適切な行動で貢献してきました。
フンさんの話です。
(テープ)
「私は貧しい家庭の出身です。党、国家、及び現地住民の関心と支援のお陰で、私は現在のように成長し、社会の役に立てる人間になりました。それがきっかけで、私は常に家族全員に対し地元の建設事業への貢献を働きかけたいのです。」
フンさん一家は、ハンダン村の新農村作り運動に最も大きな貢献をした家庭です。2004年以来、ハンダン村遺跡管理委員会の呼びかけに応えたフンさん一家は、地元にある神社や、お寺、池、道路などの建設、改修に巨額を寄付しました。フンさんはまた次のように語っています。
(テープ)
「村に古くからある池は、ゴミのたまり場になり、環境汚染をもたらしている為、現地行政当局にその池の改修を提案しました。それから、面積約5000平方メートルに及ぶこの池は、2017年5月に完成されました。美しい池が出来てから、行政当局に全長100メートルの道路の建設を提出しました。これらの建設工事が完成した後、私は、道路に照明灯を設置し、毎日、池の周りで掃除をしたりします。」
このようなフンさんの良い行いは村人のお手本となっています。池の周りの住民たちは、池の周りにベンチを買って設置したり、植樹、環境衛生などをよく行ったりしています。そのため、この池は「環境の池」と呼ばれています。
フンさんはさらに次のように明らかにしています。
(テープ)
「ダンフォン県は、村にあるホーチミン主席遺跡地区の改修、また、この地区へ至るまでの道路建設を実現する計画です。私は、出来る限り、お金を寄付したいです。私の故郷への気持を示す為に、適切な行動をとりたいからです。私の行動は、普通だと思います。」
地元の発展事業に大きな貢献をしてきたフンさんは、複数年にわたって、ダンフォン県人民委員会から「よい人、よい行い」という称号を授与されました。復員軍人のフンさんは、社会活動のために尽力してきたお手本となっています。