トウンさんとアルミ絵画

ベンルック県に住むグエン・タイン・トウンさんは、元々情報技術者でしたが、ビルやジュースなどのアルミ空き缶によるアルミ絵画の制作に夢中になっており、複数のユニークな作品を制作してきました。トウンさんの話によりますと、生き生きとしたアルミ絵画を制作できる為には長年にわたる試行錯誤を経ていました。彼が制作したアルミ絵画は、ホーチミン主席、風景、人物など様々なサイズと種類があります。これらのアルミ絵画はサイズの小さい物なら数十米ドル、大きい物なら数百米ドルで販売されています。

トウンさんは次のように語っています。

（テープ）

「今後は、tiktok、あるいはfacebookなどのソーシャルネットワーク上でアルミアートを集中的にPRするつもりです。現在、私が作ったアルミアートはOCOP一村一品製品として認定されるように、登録手続きを行っています」

一方、ドックタン村タインロイ集落に住むグエン・ホアイ・ロックさんは、フルーツや農産物を原料にした清涼飲料水の製造業で起業に成功しました。現在、ロックさんが研究、開発した清涼飲料水は現地住民から愛用されています。彼は、更なる多くの人に知ってもらうように取り組んでいます。

ロックさんは次のように語っています

（テープ）

「私が製造した清涼飲料水は、出荷されたのち、愛用されるようになりました。今後も、これらの製品の消費市場を拡大したいです。先ずは、OCOP製品として認定されるように取り組む方針です。消費市場が拡大されると、村民の就労にも貢献することでしょう」

ロンアン省農業農村開発局によりますと、今年、同省は少なくとも３０点の製品をOCOP製品として認定する予定です。青年スタートアップのユニークな製品が注目されるとのことです。これまでに、ロンアン省の農業部門は、商工部門と連携して、電子商取引サイト上でOCOP製品のPRを行うと同時に、OCOP製品の生産者に設備や、機械、製品ブランドの認識システム構築などを支援しています。

ロンアン省商工局のレ・ティ・レ副局長は次のように明らかにしました。

（テープ）

「ロンアン省商工局は、常に、OCOP製品の紹介と販売ブースの設置や、ソーシャルネットワーク上での製品の販売などを支援します。」

ロンアン省の行政当局と関連機関の支援は、地元の青年起業者の経済発展にモチベーションを作り出しています。