バンさんと貧困な家庭の子供たち

コンライ県にあるダクロベ中学校のズオン・バン・バン教師もその一人です。14年間にわたってダクロベ中学校教師を務めているバンさんは、「生徒のために毎日良い行いをする」というホーチミン主席のお手本を見習って、3年前に、恵まれない生徒を支援するためのグループを発足させました。

バンさんは次のように明らかにしました。

（テープ）

「このグループを発足させる前に、私は、よく考えたり、幾人かの友達と奥さんの意見を尋ねました。それから、慈善活動に積極的に参加してきた人々を集めて、このグループを設立することにしました。当初は、貧しい生徒の通学を助けることです。」

バンさんによりますと、現在、グループの会員は800人に上っています。これまでに、グループは270人の生徒に奨学金を支給してきました。バンさんとグループのメンバーからの支援を受け、多くの恵まれない生徒が通学を続け、学習に励んでいます。

それらの生徒の一人は次のように語りました。

（テープ）

「バン先生は、熱心で優しい人です。教室の中で、先生は、いつも生徒の学習意欲を高める為に、授業の工夫をしています。」

バンさんは、親愛なる生徒のためのボランティア活動を効果的に行うとともに、授業において様々な創意工夫をしています。その一方で、バンさんは、生徒の読書活動を促進する活動や、愛国心と民族自尊心を高める活動などを頻繁に行っています。

ダクロベ中学校の副校長ルオン・タン・タイン教師は次のように語りました。

（テープ）

「バン教師は、能力があり、ダクロベ中学校を始めとする教育部門において多くの成績を収めてきました。彼は、学校と教育部門の競争運動に積極的に参加しています。」

生徒の為に複数の良い行いをしたバン教師のようなお手本は、各世代の生徒から敬愛され、また、拡大される必要があります。