経済発展を遂げた億万長者女性のビンさん

(VOVWORLD) -北部の山間部ソンラ(Son La)省トアンチャウ(Thuan Chau)県フォンライ(Phong Lai)村のパッションフルーツ協同組合会長であると同時にビントアン総合サービス経営生産協同組合副会長を務めるグエン・ティ・ビンさんは、協同組合を効果的に発展させたダイナミックかつ言行一致の億万長者とも呼ばれています。
経済発展を遂げた億万長者女性のビンさん - ảnh 1お茶の生産ラインを操作しているビンさん

ビンさんの話によりますと、1960年代に、ソンラ省から約300km離れた北部タイビン(Thai Binh)省に住む両親は、フォンライ村に引っ越して、生計を立てました。ビンさんは1971年に生まれ、成長してから現在まで、ずっとこの土地で生産経営活動を行っています。

2013年末に、ビンさんは幾人かと共に、現地の主力の植物であるお茶を加工し、台湾へ輸出するために、ビントアン協同組合を設立することにしました。様々な浮き沈みを経た今日まで、協同組合のお茶は、高品質製品となり、OCOP=一村・一品の商品として認定されるようになっています。この5年間、協同組合は、およそ400世帯のお茶栽培業者のお茶を買い付け、平均100億ドン、約5012万円の年収をとげるなど、現地の労働者30人を雇っています。

労働者の一人は次のように語りました。

(テープ)

「協同組合は新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、我が家のお茶を全て買い付けてくれました。それに、私は、協同組合で働いて、安定した収入を得たので、とても嬉しいです。」

ビンさんと協同組合のメンバーらは、現地の自然環境や独自文化などに関わる潜在力を活用するために、16ヘクタールの敷地にエコ観光地を開発しています。その一方で、ビンさんは、「女性が学習し、働き、幸せな家庭作り」という競争運動にも積極的に参加しており、「全国民が団結しあい、新農村作り、文明的都市作りに励む」という運動を良好に実現させた他、村の道路や電気網システムの建設に巨額を寄付してきました。

ビンさんは次のように語りました。

(テープ)

「幸いなこと、夫と子どもたちは、私の経営生産活動を支持しており、有利な条件を作り出してくれました。そのお陰で、私は、予定通りに計画を実行し、多大な成果を収めるようになりました。」

経済発展を遂げてきたビンさんは、各レベルの女性協会とソンラ省人民委員会から多くの表彰状を授与され、現地の女性たちにとってよきお手本になっています。

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