農園開発で富を築いたロ・バン・コンさん

(VOVWORLD) -北部山間部ソンラ省ソンマ県ナギウ村に住むロ・バン・コンさんは、山地に開園した10ヘクタールの農園の中で、畜産と栽培を行い、多大な成果を収めました。年間約10億ドン、およそ610万円の収入を得て、コンさん一家は貧困な状態から脱出し、富を築くようになりました。
農園開発で富を築いたロ・バン・コンさん - ảnh 1

6年前に、コンさんは自分の資金と友だちからの融資を利用して、農園を開園し、果樹の栽培、鶏の飼育に着手しました。コンさんは次のように語っています。

(テープ)

「当初は、500羽の鶏を飼いましたが、経験もなかったので、多くの鶏が病気で死んでしまいました。それから、鶏の飼育方法を身に付けたり、質の高い鶏の雛を飼育することにしました。現在、鶏はスムーズに成長し、生存率は95%を超えるようになっています」

農園開発で富を築いたロ・バン・コンさん - ảnh 2

鶏の放し飼いに成功した後、コンさん夫婦は、農園を拡張することにしました。現在、10ヘクタールに上る農園には、カメの飼育場、養鶏場のほか、ザボンやマンゴー、リュウガンの果樹園があります。

コンさんはさらに次のように語っています。

(テープ)

「我が家の生活はいまなお様々な困難に直面していますので、絶えず取り組まなければなりませんでした。これにより、生活は改善されつつあります」

コンさんの農園は、ソンラ省における青年が困難な状態を乗り越えて、企業を成功させた一例となっています。ナギウ村人民委員会のロ・バン・タイン副委員長によりますと、近年、多くの青年は、活発さと創造性をいかして、経済開発に励んでいます。その中で、多くの人は、畜産と栽培を両立させた農園開発を選びました。タイン副委員長は次のように語っています。

(テープ)                      

「コンさんは、畜産と栽培に科学技術を積極的に導入しました。この方法は、経済的に高い価値をもたらしました。コンさん一家の農園開発の試みは、地元の村民が見習うべき模範となっています」

コンさんは、困難な状態を乗り越え、あえて考え、あえて実行し、富を築いた手本となっています。彼は、青年の先駆的な精神を示しており、他の青年にとってモチベーションとなり、豊かな故郷の建設に貢献しています。

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