12日、ベトナム外務省のレー・ハイ・ビン報道官は、中国海軍が12月8日にいわゆる「チュオンサとホアンサの両群島奪還70周年」を記念する式典を行なった事に関する記者団のインタビューに答え、その中で、中国海軍のこの行動に猛反発しました。
ビン報道官は、「ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権を立証する歴史的・法的証拠を十分に持っている。第2次世界大戦後、国際社会はこの両群島に対する中国の一方的な主張を否定した」と再確認した上で、「この行動はこの両群島に対するベトナムの主権を変化できず、両国間の関係の発展傾向に逆行し、情勢を複雑化させる」と非難しました。