23日、ベトナム外務省のレー・ハイ・ビン報道官は中国がベトナム東部海域のチュオンサ群島に造成した人工島で長距離地対空ミサイルを配備できる20以上の建造物を建設していることに関する記者団のインタビューに応えました。
その中で、「ベトナムはその情報の真相を究明する」と明らかにしました。また、「ベトナムは、チュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権を証明する歴史的・法的証拠を十分に持っている。ベトナムの終始一貫した政策は、1982年国連海洋法条約とDOC=海上行動宣言を含め国際法に従って紛争を平和的措置で解決するということである」と再確認しました。
ビン報道官は、「ベトナムの許可を受けないまま行われる外国のあらゆる活動も違法である。ベトナムは関係者に対し、責任感を高め、情勢の複雑化、軍事化、海上での平和、安定、安全保障、航行と航海の自由・安全を脅かす行動をしないよう要請する」と中国に抗議しました。