ベトナム、国民の基本的な権利を確保


13日、外務省のレ・ハイ・ビン報道官は記者団のインタビューに応え、先頃、アメリカ国務省が2016年版の人権報告書を発表したことに関し、次のように語りました。

「ベトナムは一貫して、国民の基本的な権利の保護、推進に取り組む方針です。これまで、国民の基本的な権利の保護、推進に向けてのベトナムの努力は国際社会により高く評価されています。ベトナムはアメリカをはじめ、各国と率直でかつ建設的な精神を基礎に相違点がある問題について対話する用意があります。これまで、ベトナムとアメリカは20回にわたり、人権対話を行なってきました。2016年版の人権報告書はベトナムの人権擁護に関する成果を認めたものの、ベトナムの実状を正しく反映しない評価を出しました。」

一方、先頃、中国がベトナム東部海域(南シナ海)のチュオンサ諸島にクルーズ観光船を投入したことに関し、次のように強調しています。

「ベトナムはホアンサとチュオンサ両群島に対する領有権を立証する法的、歴史的証拠を十分に持っている。ベトナムは中国の行為を断固として反発するとともに中国に対しベトナムの主権、国際法を遵守し、こうした行動を中止するよう求めます」

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