チュオンサー群島再訪

チュオンサー群島再訪 - ảnh 1

                      チュオンサー群島

本土から250海里(約400キロ)離れた所にあるチュオンサー群島に駐屯している幹部と兵士、及び、地元の住民は多くの困難に直面しているもののこの群島の建設、防衛事業に日夜を問わず取り組んでいます。

チュオンサー群島はベトナムの東部海域、いわゆる、南シナ海の沖合いにあり、北はホアンサー群島、東はフィリピン海、南はマレーシア、ブルネィ、インドネシアの海と隣接しています。チュオンサー群島には大小100の島とサンゴ礁があり、海域の面積41万平方キロメートルを網羅しています。

本土から船に乗ってから2日間後、チュオンサー群島に着きます。チュオンサー群島には砂、太陽、風だけがあると思いましたが、この島に着くとこの島が木々の緑で覆われたことを驚きました。バナナ、パイナップルの木と赤い煉瓦屋根の家々など本土によく見られる光景を目にすると、馴染み深い感じを受けています。また、チュオンサー群島にある寺院も改修されたほか、ホーチミン主席の記念館、文化会館、首都のゲストハウスも整備されています。夕暮れになると、チュオンサー群島に住んでいる子供たちがけがの下の木々で遊んだり、童謡を歌ったりしています。

現場の音 (テープ)

「遠い海に、チュオンサー群島とホアンサー群島がある。これらはベトナム人の心に馴染み深い名前である」

以前は何もない島や高潮の時、海水で侵食された島など、大変厳しいところでしたが、その後、道路、学校、診療所が建てられました。また、チュオンサー群島には耕作地が非常に少ないですが、駐屯している幹部や兵士はやりくりして、様々な野菜を植え、毎日必要なの野菜の需要を十分に備えています。カインホア省チュオンサー県人民委員会のグェン・ベト・トァン( Nguyen Viet Thuan) 委員長は次のように語りました。

(テープ)

「共産党、政府、全国国民の配慮により、チュオンサー群島に住む幹部、兵士と住民の生活は大きく改善されてきました。現在、この群島にある村々は太陽光発電により、電気が引かれ、文化施設も改修されてきました。そのため、住民の物心両面の生活水準は高まりました」

チュオンサー群島に住む住民は丈夫な住宅で生活を送っており、本土と同じように、家電製品や日用品も十分に備わっています。特に、チュオンサー群島の行政府は地元の住民の生産活動と子供の学習に配慮しています。4年間にわたり、チュオンサー群島に住んでいたブイ・ティ・ヌンさんは次のように語りました。

(テープ)

「この島に引越しした時、生活は大変でしたが、徐々に困難が克服され、安定した生活を送れるようになりました。チュオンサー群島が日増しに立派に、そして、きれいになることを望んでいます」

チュオンサー群島再訪 - ảnh 2

1988年にチュオンサー群島に駐屯していことがあるファムバンソン中佐は25年ぶりにチュオンサー群島に戻り次のような感想を述べました。

(テープ)

「25年ぶりのチュオンサー群島は大きく変貌していました。インフラが

十分に整備され、太陽光発電や風力発電により、チュオンサー群島の住民は一日中、電気を利用できます」

近年、共産党、政府、全国国民の関心を受けて、チュオンサー群島は海の領有権の確保という任務を立派に果たすとともに、この海域で漁業をしている漁民の強固な依り所となっています。

 

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