フォク・ティック古村の見学

フェ市から北へおよそ40キロ離れた所にあるフォク・ティック古村はまるで、ベトナムの農村部の生きた博物館のようです。中部のトアティンフェ省とクアンチー省の間に挟まれた当地は近年、フェ市に足を運ぶ観光客はいずれもフォク・ティック古村を訪れることにしました。


                                                  フォク・ティック古村の見学 - ảnh 1

フォク・ティック古村を初めて訪れる観光客にとって、この村に生い茂っている老樹木の緑に深い印象を与えています。樹齢数百年の蘭の花が咲きほこり、村全体に香りが漂っています。そして、フォク・ティック古村の村人はこの百年、村にある梅、松、ジャックフルーツ、桃玉名(モモタマナ)など老木を貴重な財産として保存しています。特に、村の門にある老樹木の樹齢は2百年にのぼっています。老樹老木の茂る屋敷内には庭園付きの屋敷が点在しています。フォク・ティック村にある家屋117軒のうち、100年前に建てられたものは37軒にのぼっています。

そのほか、この村にある寺院や神社も昔のままの姿が保たれています。また、フォク・ティック村にある屋敷12軒は120年から200年までの歴史を持っています。家の中にある柱に彫刻された作品の美しさはグェン王朝の宮廷のものと比較することができます。そのため、現在、フォク・ティック村は国内外の観光客にとって、魅力的な観光スポットとなっています。クェフオンサービス有限会社の旅行室スタッフ ブイ・ティ・ハイ・クェンさんは「当社は2009年から、フォク・ティック村を観光スポットとして導入してきたと明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「当初、幾人かの観光客はお屋敷を見学したり、そこに宿泊して、地元の住民の日常生活を理解することを望んでいました。これをもとに、私たちはフォク・ティック村を観光スポットとして導入しました。私たちはお屋敷の質的な面での改良を行ったので、その後、観光客はこの村で宿泊できるようになりました。」

ブイ・ティ・ハイ・チェンさんはこのように語りました。

フォク・ティック古村の見学 - ảnh 2

フォク・ティック村のお屋敷の庭園にはおよそ1千から1千5百平方メートルの田園に囲まれています。そっこには数多くの老樹木が茂っています。さきほどのクェンさんは次のように語りました。

(テープ)

「わが社の観光客の大部分はヨーロッパ人です。彼らは都市部の賑やかな雰囲気の中に住んでいますが、フォク・ティック村を訪れた時、朝には鶏の鳴き声を聞くことができ、薪が燃える匂いも感じることができ、彼らの生活であまり体験できないことが体験できます。そのため、彼らは村を一周して、村にあるお屋敷を見学したり、地元の住民の穏やかな生活を垣間見ることに興味を示しています」

クェンさんはこのように語りました。

フォク・ティック村を一日見学した後、観光客はお屋敷に一泊します。先ほどのクェンさんはフォク・ティック村を見学したり、宿泊したりする観光ツアー料金は高くないと明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「20人以上の観光客からなる代表団ならば、お一人様の料金は30万ドン、約1100円ぐらいです。地元の住民が食事を準備します。この村はベトナムにある3つの古村の一つです」

クェンさんはこのように語りました。


フォク・ティック古村の見学 - ảnh 3

自分の家で観光客を迎えたり、自分も観光ガイドになれるのはフォク・チック村の人々にとっても新鮮なことです。フォク・チック村のお屋敷の持ち主の一人であるレー・チョン・ジェンさんは次のように語りました。

(テープ)

「この家は祖父から受け継いでいます。1980年にちょっと改修しました。フォク・チック村は親しみやすい人々で、自分の村の独自性を他の人々に紹介することを望んでいます。フォク・チック村は昔から陶器を生産する村としてだけでなく、この村のお屋敷、老樹木、生活様式なども有名です。」

レー・チョン・ジェンさんはこのように語りました。

フォク・チック村に足を運ぶ観光客は陶器の手作り体験もできます。フォク・チック村での体験は観光客に忘れがたい印象を残すことでしょう。

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