(VOVWORLD) -ホーチミン主席の母親の実家はホアンチュ村にあります。ここでホーチミン主席は生まれました。この村にある藁葺の屋根の家に、ホーチミン主席は幼い頃を過ごしました。
ゲアン省の省都ビン市から15キロ離れたところにはホーチミン主席の故郷キムリェン村があります。この村はセンとも呼ばれています。この村にはホーチミン主席の幼いころにまつわる多くの品々が保存されています。
ホーチミンは1890年5月19日、ゲアン省ナムダン県キムリエン村に生まれました。父親は貧しい儒学者でした。 ホーチミンは父親の影響で幼少から論語などを学びました。現在、ホーチミン主席の故郷がキムリェン遺跡として建設されました。ゲアン省観光局の幹部チャン・ディン・ハ( Tran Dinh Ha) さんの話です。
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「キムリェン遺跡にはホーチミン主席の父親と母親の実家があります。この遺跡の敷地内にはホーチミン主席の母親のお墓も置かれています」
ホーチミン主席の母親の実家はホアンチュ村にあります。ここでホーチミン主席は生まれました。この村にある藁葺の屋根の家に、ホーチミン主席は幼い頃を過ごしました。ここには当時のベッド、ハンモック、布織り機、棚、テーブルなどが残されています。観光客の一人グェン・テイ・ハン( Nguyen Thi Hang) さんの話です。
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「ホーチミン主席が生まれた土地を訪れることができ、感無量です。この村の風景は本当に穏やかです。ホーチミン主席の幼い頃にまつわる多くの品々が保存されていました」
キムリェン村セン集落にはホーチミン主席の父親の実家の家が残されています。現在、これは歴史遺跡となっています。この遺跡にはホーチミン主席の父親の実家の住宅や庭などの他、ベッド、食糧収納容器、タンス、食器なども保存されています。
キムリェン村はゲアン省だけでなく、ベトナム全国の誇りとなってきました。毎年、キムリェン村にある遺跡を訪れる国内外の人々が百万人にのぼっています。ゲアン省観光局の幹部チャン・ディン・ハー( Tran Dinh Ha) さんの話です。
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「この数年、ゲアン省はこの遺跡に関するいくつかの施設への改修に投資しました。例えば、ホーチミン主席の家の隣の家屋を復元します。ここで、観光客はゲアン省の民謡を楽しめる所です。これにより、この遺跡を訪れる人々が日増しに増えています」
国内外の観光客がホーチミン主席の故郷を訪れるのはベトナム民族解放の英雄に対する敬愛の意を表明するだけでなく、ゲアン省の独特な文化を理解するチャンスともなっています。また、これはホーチミン主席の道徳と品格を見習う運動の推進に重要な意義をもつ場所でもあります。