タイビン省にあるコンバイン生態区はマングローブ林と手付かずの砂浜があり、観光客にとって人気スポットとなっています。
現場の音
タイビン省ティンハイ県ナムフ村にあるコンバイン生態区は最近開発されたばかりの観光地です。コンバイン生態区は本土から7キロ離れた堆積地で、地形がかなり平らです。かつて、この生態区に行くためには、船に乗らなければなりませんでしたが、近年、コンバインに行く道が整備され、便利になりました。
タイビン省ティンハイ県の中心地であるティンハイ町から稲田やマングローブ林を抜けて、15キロ走るとコンバイン生態区に到着します。コンバイン生態区にある砂浜はあまり広くないですが、長さは6キロに及んでいます。北部クアンニン省の観光客ブ・トゥ・ヒェン( Vu Thu Hien) さんは次のように語りました。
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「タイビン省の観光地といえば、ドンチャウ、コンデン、コンバインというビーチがありますが、コンバインに行くことにしました。以前には多くのビーチに行ったことがありますが、このビーチは長くて、海辺のすぐそばに(トクサバ)モクマオウの並木があり、空気が新鮮です」
その他、コンバイン生態区には広いマングローブ林があり、鷺、ペリカン,カモメなど多くの動物の生息地です。ここには200種類もの海産物、170種類の海藻があります。この地区に行く観光客はカキ、海老、蟹を始め、多くの種類の魚を存分に味わうことができます。コンバイン砂浜で海産物を売っている女性タ・ティ・メイ( Ta Thi May) さんは次のように語りました。
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「このビーチは多くの人々にとって目新しいものですから、一度行ってみたいと思う人がいます。一度行くと又行きたくなる人々も少なくありません。そこの海は静かで、海水の透明度は高いです。海水浴場が設置されました」
コンバイン生態区は手付かずの美しさが保たれています。そこには豪華なレストランや高級なホテルはありませんが、そこに行く観光客は新鮮な雰囲気を満喫できます。コンバイン生態区管理委員会のトゥ・コック・フォン( To Quoc Huong) 副委員長は次のように語りました。
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「全長6.8キロメートルにおよぶコンバインビーチは美しい砂浜に恵まれています。このビーチを訪れる観光客が急増していることを前に、我々は環境保護、救護救難班の結成、海水浴場の設置などを行いました。ここに行く観光客は海水浴をできる他、小船に乗って、マングローブ林を通り抜けることができます。今後、この地区の観光PRにさらに力を入れます」
夕暮れには、コンバイン生態区を囲む堤防に散歩すると、心地よいひと時をすごせることでしょう。新しい土地を体験したいならば、コンバインに行くことをお勧めします。