北部山岳地帯のタバンザイ集落のホームステイ観光

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このところ北部山岳地帯への観光に人気が集まっています。ラオカイ省サパ町に足を運ぶ観光客は石造りの教会を見学したり、ハムロン山に登ったりするだけでなく、当地の各少数民族の村を訪れたり、地元の住民の伝統的文化を探検できるからです。

サパの中心地から約20キロ離れた所にあるタバンザイ集落は少数民族ザイ族の居住地で、静かで穏やかな雰囲気の村です。この集落に到着すると、観光客は「ホームステイ」と書かれた文字看板を見かけます。この集落で、このホームステイ観光が1995年開始されました。


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ムクさん(右)

タバンザイ集落で、初めてホームステイ観光を営んだ人はホアン・ムクさんです。ムクさんがこの仕事始めた理由として、数人の外国人観光客がこの集落を見学していた時、遅くなっていたので、ムクさんの自宅に宿泊したいという意向があったからです。ムクさんは次のように語っています。

(テープ)

「我が家は何世代も前から、この集落に住んでいます。私の家族は1995~6年ごろから観光客を迎え、この集落で観光客を迎た最初の家庭です。初めて迎えた外国人観光客はデンマーク人です。その時、布団やゴザなど何もありませんでした。」

タバンザイ集落で行われているホームステイ観光とは観光客が地元の住民の自宅に泊まり、地元の住民と食事をしたり、日常生活を体験するということです。これを通じて、観光客は地元の住民の文化と日常生活を垣間見ることができるようになります。

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タバンザイ集落を訪れる観光客はこれまで主にイギリス、フランス、ドイツ、ノルウェーなど世界の多くの国々からやってきています。言葉の壁にも関わらず、主人と観光客は互いの気持ちを分かち合います。

ノルウェー人の観光客リサ女史はタバンザイ集落のザイ族の人々の生活様式に興味を持っています。リサさんの話です。

(テープ)

「こ れは面白い観光ツアーです。私はここにある山が好きです。山から見下ろすと美しい風景を見かけることができます。この集落を訪れた時、手作りのものを目にした他、きれいな服を着ている地元の住民が見られます。長く滞在していませんが、地元の人々の親しみやすさを実感できました」

この前に、観光客はタバンザイ集落を訪れてから、すぐにサパ町に戻りましたが、今、多くの観光客はこの集落にある住民の自宅にホームステイすることにしました。

 

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