(VOVWORLD) -「地図の道」というのは南部ビンズオン省タンウエン町タインホイ村にある小島に至る道のりです。
ドンナイ省のジャーナリスト協会のマイ・ソン・ベー元会長がベトナムの海と島の地図を陶器で描いた画きをこの道脇に並べたおとから、その名が付けられました。
この地図の道の全長は500メートルで、道の両脇には陶器で政策された地図およそ40点が置かれています。
これらの地図はいずれもディン・キム・フック研究者が執筆した「ホアンサ・チュオンサ両群島・論拠と事件」という作品で印刷された地図を基に製作されたものです。マイ・ソン・ベーさんはこれらの地図が長い時間に保存したいから、陶器で地図を描いたのです。
ベーさんは「この地図の道を作るのは地元の人々を始め、若者たちにホアンサ・チュオンサ両群島に対するベトナムの領有権について宣伝教育するためのものである」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「紙で描かれた地図は室外で展示できないので、陶器で地図を描くことにしました。これを通じて、海と島の領有権について教育することを望んでいます。今後も、このような地図の道を作るため、支援を受けたいのです」
ベーさんはこれまで、陶器で描かれた多くの地図を製作しており、ドンナイ省の博物館やチュオンサ群島などで展示されています。
ビンズオン省で地図の道が作られてから1年後の現在、この道が地元の人々に海と島の領有権を教育するだけでなく、ここに来る観光客にとって魅力的な見所となっています。観光客の一人 チャン・コン・ザイン( Tran Cong Danh) さんは次のように語りました。
(テープ)
「後の世代が海や島への愛情を育むように頑張っているというマイ・ソン・ベーさんの言葉が大好きです。そのため、今から、ベーさんと共に、この地図の道の建設に力を合わせます」
タインホイ村の人々にとって、この地図の道を通行する度に、故郷の海と島の領有権を守るため、具体的な行動をとるようというメッセージを受けるようになります。