2011年のベトナム観光部門の発展

先頃、ベトナム観光総局は2011年にベトナムを訪れた外国人観光客として6百万目となる観光客を迎えました。これは外国人観光客550万人を迎えるというベトナム観光部門の目標値を上回りました。そしてこれは2011年のベトナム観光部門の著しい発展を示しています。

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                                           6百万人目となったクバレ・ベルナーフランソアさん


2011年にベトナムを訪れた外国人観光客で6百万人目となった人はフランス人のクバレ・ベルナーフランソアさんです。彼は6百万人目の観光客としての証明書やプレゼントを受けた他、サイゴンツーリスト旅行社から中部ダナン市とホイアン旧市街の観光ツアーのペア券の提供を受けました。フランソアさんは次のように話しました。
(テープ)

「中国人学生が私たち夫婦にハロン湾の観光を勧めました。それで、ここにきたのですが、偶然にも6百万人目の観光客となりました。わたしたちの結婚50周年記念の旅行できたので、とても嬉しいです。」

フランソアさんはこのように話しました。

ベトナムが2011年に6百万人目の外国人観光客を迎えたことはベトナムが引き続き外国人観光客にとって安全で親しみやすい目的地であることを示しています。ベトナム観光総局のグェン・バン・トアン総局長は次のように語りました。

(テープ)

「2010年、ベトナムは5百万人の外国人観光客を迎えましたが、2011年に、その数を上回る観光客を迎えました。これはベトナム観光部門の著しい発展を示しています。又、2011年、国内観光客の数も3千万人を超え、観光部門の売上高は130兆ベトナムドンに達しました。これはベトナムの観光部門の発展に新しい段階を切り開きました」

グェン・バン・トアン総局長はこのように語りました。

観光部門がこのような成果を達成する理由として挙げられるのは2011年に全国各地で観光促進のため、様々な広報活動が活発に行われたということです。例えば、北部クアンニン省で行われたキャラバンツアー、中部ダナン市で行われた国際花火大会、カインホア省の海洋観光週間などです。

一方、2011年末、中部クアンナム省も同省を訪れた外国人観光客として120万人目となる観光客を迎えました。クアンナム省文化スポーツ観光局のデイン・ハイ局長は次のように語りました。

(テープ)

「昨年、私達はこうした成果を収めるため、観光ピーアールに力を入れてきました。その他、ミーソン遺跡やホイアン旧市街など地元にある世界文化遺産の保存に対する地元住民の努力を抜きにして語ることはできません。また、観光サービスの質の向上と観光インフラが整備されていることも欠かせない要素です」

デイン・ハイ局長はこのように語りました。

2011年に国外で行われた観光広報活動はベトナム観光部門の発展に寄与してきました。ベトナム文化スポーツ観光省所属国際協力局のグェン・バン・ティン局長は次のように語りました。

(テープ)

「2011年に、観光広報活は幅広く展開されてきました。国外では世界の10ヶ国で文化観光週間のほか、様々なスポーツ大会も開催されました。これらのスポーツ大会を機に、観光のピーアールが行われました。そのほか、観光総局は中国、韓国、日本、ヨーロッパ諸国などベトナム観光部門の重要な市場で観光振興のための見本市を開催しました。」           グェン・バン・ティン局長はこのように語りました。

ベトナム文化スポーツ観光省のホアン・トアン・アイン大臣によりますと、ベトナム観光部門は2015年をめどに外国人観光客750万人を、国内観光客3500万人を誘致し、年間の売上高を80-90億ドルに、GDP国内総生産の5%を占めるという目標を掲げています。

 

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