党大会の2日目の議事日程


22日、ハノイで開催中の第12回ベトナム共産党全国代表大会は2日目の議事日程に入り、参加者らは大会の議案を討議し、それぞれ意見を寄せました。

ベトナムの政治社会団体である祖国戦線のグエン・ティエン・ニャン議長は「民族大団結の力を発揮させ、経済社会発展計画の実施と党建設事業に貢献する」と題する報告を読み上げ、実施すべき5つの任務を提案しました。


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大会で発言にたったリック将軍

また、ベトナム人民軍政治総局のゴー・スアン・リック総局長は「人民軍は国防安全保障事業における中核的役割を発揮させ、国防力を向上させる」と題する報告を読み上げ、その中で、次のように強調しています。

(テープ)

「国内外の複雑な情勢や、新時代における国防安全保障事業の要求を前に、国防力の向上や、人民軍建設は差し迫った問題となっています。前任期に収めてきた成果を基礎に今任期にもこの2つの任務の実施を進めていきます。これは、国の防衛事業に強固な土台を作り出します。」

一方、ブイ・クアン・ビン計画投資大臣は「繁栄・創造・公平のベトナムへ向けての体制改革の促進」をテーマにした報告を読み上げ、その中で、30年にわたり行われてきたドイモイ事業の成果と未解決問題を分析しました。


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大会に発言にたったビン大臣

ビン大臣は「競争力の向上はベトナム経済の死活問題である」と指摘しています。また、「ベトナム経済を3本の柱により発展させる必要がある。それらの柱は、発展と環境保護の両立、社会公平、国家の能力の向上である」と提案しました。

同日午後、第12回党大会は新聞コミュニケを発表し、2日目の議事日程を知らせました。

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