ハノイで開催中の第12回ベトナム共産党全国代表大会の決議案は、「民間セクターは経済の重要な原動力である」と明記し、「経済の競争力を高めるため、できるだけ民間企業の発展に便宜を図る」と訴えています。
「民間セクターは経済の重要な原動力である」
こうした方針は第12回党大会に参加している代表から好評を受けています。中部カインホア省の代表グエン・タン・トゥアンさんは、「民間セクターは経済の重要な原動力である」という方針を実現すれば、民間企業のチカラを経済発展に活用できるとの考えを示し、国は、民間企業の発展を促進させるため、各経済セクターの平等を保障する必要があると訴えました。
一方、北部ハイズオン省の代表グエン・ミン・フンさんは、民間セクターはベトナムの経済社会を発展させる大きな原動力であると強調し、国は民間セクターの発展を目指すような政策や体制を引き続き実施する必要があると求めました。