ゲットフライベトナム(Getfly Vietnam)社、中小企業のDXを支援
(VOVWORLD) - CRM=カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(顧客関係管理)とは、特定の顧客との関係を継続的に築き上げ、その結果として売上げや利益、さらには企業価値を向上させるという経営手法です。
情報技術分野に携わるゲットフライベトナム(Getfly Vietnam)社はここ数年、政府が実施している中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援プログラムに参加し、中小企業にCRMソリューションを提供し、企業のDXを積極的に支援しています。
ゲットフライベトナム社が開発したソフトウエア「Getfly CRM」は使いやすく、企業が技術的障壁を乗り越えるのに役立ちます。同時に、このソフトは様々な経営モデルに適応し、各企業の特別な要求にも応えられます。
ホアン社長 写真提供:getfly.vn |
現在、200分野に携わる4000社の企業は「Getfly CRM」を利用しています。これは印象深い数字であり、ゲットフライベトナム社の努力と成功を示すものとみられています。中小企業のDXプロセスについて、ゲットフライベトナム社グエン・フイ・ホアン社長は次のように語りました。
(テープ)
「どの企業でもKPI=重要業績評価指標を設定・管理できるとは言えません。わが社のツールにより、企業が容易に顧客情報を管理できるようになります。これはゲットフライが市場にもたらす一番大きな価値だと思います」
経済のデジタル化プロセスにおいて、技術ソリューションに関する需要は急速に高まっています。こうした中、ゲットフライベトナム社はCRMの開発で成功を収め、市場での地位を確立しました。先ほどのホアン社長は次のように話しています。
(テープ)
「市場で、多くの企業はCRMソリューションを提供していますが、彼らは主に、情報管理とマーケティングにのみ集中しています。KPIに注目する企業は少ないのです。わが社のCRMはこれらの三つの要素をすべて集積しているという特徴があります。この特徴は他にありません。特に、その価格はリーズナブルです。そのため、市場に受け入れられました」
実際、「Getfly CRM」は企業に大きな利益をもたらしています。このソフトにより、企業はマーケティング計画を立案し、販売活動と顧客との関係に関するデータ収集を自動化させるようになります。これは企業の時間節約や、売上高と収益の増加につながります。ゲットフライベトナム社のひとりの顧客の話です。
(テープ)
「Getfly CRMを利用してDXを進め、多くの成果を収めて、満足しています。以前は、顧客のカードや、手帳、エクセルファイル、画像ファイルを保存するパソコンなど多くのものが必要とされましたが、現在はCRMしか要らないのです。便利ですね」
現在、ゲットフライベトナム社は「モバイルファースト(Mobile First)」という新しい戦略を展開しています。この戦略により、CRMをパソコンソフトではなく、スマートフォンのアプリケーションとしました。経営者はパソコンがなくても、自らのスマートフォンだけでも企業を管理できるようになります。これは企業の競争力の向上に役立ち、大きな利益をもたらすと期待されています。ゲットフライベトナム社は国内市場だけでなく、東南アジア諸国の市場に進出する意向です。先ほどのホアン社長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「起業したときから、全世界に販売できるソフトを開発するという夢をいだいています。そして、近いうちに、その夢が現実になると信じています。わが社の製品は世界市場に進出し、ベトナム製品の価値が認められることに貢献するであろうとの見通しも持っています」
DXは必然的な傾向であり、企業を含むベトナムの開発事業の突破口を切り開くものです。そのプロセスにおいて、ゲットフライベトナム社は積極的な貢献をし、コミュニティからよい評価を得ています。そして、今後も、同社は多くの成果を収めていくことでしょう。