(VOVWORLD) - これまで、南部ドンナイ省は外交分野での党と国家の政策、主張を精力的に実施し、国際協力を主体的に行い、友好関係と投資協力を拡大してきました。
草の根外交活動の宣伝計画を締結 |
これらの活動はダイナミックな発展を遂げ、創造力溢れるドンナイ省の地位向上に貢献したとしています。
ドンナイ省は国内各地の中で群を抜き、高い経済成長を遂げており、各国との投資協力の強化でメリットがあります。また、有利な地理的条件や天然資源に恵まれ、歴史・文化遺跡でも強みがあることから地元の外交活動の発展に前提を作り出すとみられます。
ドンナイ省は独立、自主、全方位、国際関係の多様化、国際社会への主体的参入、各国の信頼にたる友人、パートナーになれるというベトナムの外交政策を実現して、外国との協力関係の拡大を主体的かつ積極的に進めてきました。現在、42の国と地域はドンナイ省に投資を行っています。ドンナイ省・外務局のチャン・クォク・トアン副局長は次のように語りました。
(テープ)
「ドンナイ省は互恵を基礎にすべてのパートナーと協力関係を結ぶ用意があります。第1、経済・社会・文化を発展させ、パートナーから先進的な科学技術を導入すること。第2、投資環境の改善が図られることです。我が省は外国企業をはじめ、企業に同行する意向があります。企業の利益は、我が省の利益そのものです。」
実際、この数年、ドンナイ省は年平均10億ドルの投資額を誘致するという目標を達成、ないし上回っています。同省の計画投資局のホ・バン・ハ局長は「こうした成果はオープンな投資政策や企業への有利な条件づくりによるものである」と明らかにし、次のように語りました。
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「企業の発展は我が省の経済発展につながります。党委員会、人民委員会は企業の支援を基本的かつ持続的な解決策と見なしています。毎年、我が省は外資系企業との会合を行い、企業の困難や問題点に耳を傾けたうえで、解決策を模索しています。」
これまで、正式な外交活動に加え、草の根外交活動はドンナイ省のピーアールに大きく貢献してきました。同省の友好諸組織連合会は各国の総領事館との友好関係を樹立し、9つの友好協会を設立しました。新型コロナが大流行している中で、ドンナイ省の友好諸組織連合会はホーチミン市に駐在するラオス、カンボジア、タイ、日本、韓国、中国、ロシア、フランス総領事館や非政府組織事務所の幹部、職員に6千枚の抗菌マスクを贈呈しました。
現段階において、ドンナイ省は経済・社会発展の傍ら、文化遺産の保存、発揮や対外向け報道、国外在留ベトナム人を中心に、世界各国の人々へのベトナム、とりわけ地元の文化のピーアールは重要な任務に位置づけています。さきほどのドンナイ省・外務局のチャン・クォク・トアン副局長は次のように語りました。
(テープ)
「多国間外交活動に関する政治局の指示25号を実現し、今後、私たちはEUやASEANなどとの多国間外交活動を推進し、地元の経済社会発展を強化することが狙いです。我が外務局は党委員会、人民委員会にEU諸国やロシア、アメリカなどに貿易投資振興作業グループを派遣することを提案します。これにより、ドンナイ省に科学技術、知識の面で潜在力がある外国人投資家を誘致することができると期待しています。」
ドンナイ省は独特な強みを活用し、国内各地と協力して、国際参入時代での外交活動の促進に力を尽くしています。これまで収めてきた成果はドンナイ省に経済社会発展任務を完遂し、国の発展事業に貢献するため、前提を作り出すとしています。