(VOVWORLD) - 最近、南北高速道路建設プロジェクトを含め交通部門の重点的な公共投資プロジェクトへの資金調達は著しい改善を見せています。
公共投資がインフラ整備事業に貢献 |
したがって、9月末に、これらのプロジェクトへの資金調達率は目標値の66%に達する見通しです。これは各プロジェクトの進捗度の確保に役立つとしています。
交通部門の重点的な公共投資プロジェクトへの資金調達に関し、交通運輸省所属計画投資局のグエン・ザイン・フイ局長は、「7月末にその金額は16兆ドン(約800億円)を、そして、8月末に20兆ドン(約1000億円)を超えている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「この数か月間、多くの成果を収めています。7月は年間の目標値の41%に達しましたが、8月末は58%を超えています。これは交通運輸部門全体の努力による成果といえます。」
実際、南北高速道路建設プロジェクトを含め交通部門の重点的な公共投資プロジェクトの進捗度の確保を目指し、交通運輸省や、各プロジェクト管理委員会、幹部、職員は全力をあげています。休日出勤をする機関もあります。
これにより、各プロジェクトを実施する際に最も困難な問題とされる立ち退き作業も順調に進められてきました。南北高速道路建設プロジェクトに関し、立ち退き作業のおよそ90%が完了しているということです。
新型コロナが複雑に推移している中で、これは望ましい結果とみられています。交通運輸省所属のPPP=官民連携方式による投資管理局のレ・キム・タイン局長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「国会が3件のプロジェクトを公共投資に転換することを決定した直後、我々はその入札手続きを始めました。これまで、14人の投資家が既に競争入札への参加を登録しました。立ち退き作業が90%完了していることは、落札する投資家に有利な条件を作り出します。」
資金調達速度は公共投資プロジェクトを含め各プロジェクトの進捗度や、効果、質などを左右するといえます。また、国家予算の節約にもつながります。
そのため、南北高速道路建設プロジェクトを含め交通部門の重点的な公共投資プロジェクトへの資金調達の促進は優先課題とみられています。交通部門全体の努力により、今後も、これらのプロジェクトが順調に実施され、国の経済社会発展事業に貢献すると期待されています。