(VOVWORLD) - ブンタンは米粉を原料にしたハノイの名物麺料理です。昔、ブンタンが旧正月テト によく作られていましたが、今は、一般化し、一年中作られるものとなっています。
ブンタンは、もともとハノイの名物麺料理の1つでした。かつては旧暦正月のテ ト明けの3日に作られていました。テト料理は肉や油ものが多い料理のため、あっさり味のブンタンが好まれました。
当初、この麺料理は、テトで残った食材を利用してつくりましたが、ハノイ人の創造性を生かしてハノイ名物となりました。かつてはテト後によく作られましたが今は一 般化して1年中食べられます。
ブンタン作りは手間がかかります。スープは干しエビとスジホシムシを入れ て、薄味で、フォーのスープよりも、あっさりとしています。具材には切り干し大 根やキノコ、干し海老、ベトナムハム、割いた鶏肉、錦糸卵など、合わせて20種類にの ぼっています。調味料として、べトナムの魚醤であるヌクマムやタガメの精油なども欠 かせないものです。
材料(5人分)
ブンタンの食材 |
*鳥肉は1羽の半分。ゆでてスープを取り、肉は切っておく
*鶏ガラ2羽分
*干しきのこ5個
*アヒルの卵2個
*塩漬けのアヒルの卵2個
*ベトナムのハム200グラム
*干しエビの殻と頭
*干しエビ0.5グラム
*唐辛子、砂糖、玉ねぎドライスライス
*干し大根 > >
*タガメの精油
*ブン(ビーフン)
*香菜:万能ネギ、ベトナムの臭ウマ発酵調味料「マムトム」、レモン、生姜、それぞれ少々
作り方
1.はじめに、下準備
できあがったブンタン |
*鶏肉を千切りする
*卵の黄身をよく混ぜてから、フライパンに薄く広げ、焼いてから、千切り にします。
*ハム、万能ネギ、レモンの葉を千切りにします。
*塩漬けの卵を茹でて、黄身だけをとり、スライスに切る。
*干しキノコが柔らかくなるまでお湯に浸します。
*干しエビをみじん切りにし、炒めます。 30分お湯に浸した大根を水切りし、よく絞って千切りにします。酢は大さじ2杯砂糖1杯を混ぜて30分おきます。
*エビの頭と皮を香りが立てる時までフライパンに焼きます。
*玉ねぎ、生姜をきれいに洗い、焼きます。
2.次に、スープを作る
熱いうちに食べることのお勧め |
鶏ガラは流し水で洗います。鍋に水と塩を入れて強火をかけます。沸騰してから、5分 ぐらい茹でます。もう一度流し水であくを洗ってきれいにします。鍋に2リットルの水 、鶏のガラ、玉ねぎ・生姜を入れ、沸騰したらあく抜きをします。弱火で、50分間ぐら い煮てから、エビの殻、キノコ、砂糖、塩を入れます。その後、およそ1時間に煮ます 。