(VOVWORLD) -北部山間部ソンラ(Son La)省マイソン(Mai Son)県ムオンチャン(Muong Chanh)村は、およそ80年前に、ソンラ省における初の革命運動が行われた場所でした。今日も、現地の住民らは革命の伝統を発揮して、党の指導の下で、故郷の建設発展事業に貢献しています。
2018年初頭に、ムオンチャン村は新農村として認定されました。集落の道路が全て拡張される他、全ての家庭に電気が入り、使用できるようになっています。2020年、村人の一人当たり所得は、平均4300万ドン、約21万円を超えました。貧困家庭の割合は、およそ3%にとどまっています。ムオンチャン村では、7つの農業生産協同組合が活動しており、農民の仕事斡旋と安定した消費先の模索を助けています。
クエットチ生産協同組合のロ・マイン・クエット会長は次のように述べました。
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「私たちの生産協同組合は主に龍眼やマンゴー、コーヒー等を栽培しています。メンバーたちは栽培技術や作物の手入れ、肥料やりなどを習いました。収穫期になると、協同組合は組合員の全ての果物を買い付け、卸売業者に販売します。そのお陰で、組合員らは消費先の模索に心配しなくても、安定して収入を得られます。」
ところで、ムオンチャン村には960世帯、およそ4400人の少数民族タイ族が住んでいます。村人民委員会委員長のカム・バン・ニャット委員長によりますと、同村は2025年をめどに、高品質の主力農業用樹木と果樹園を形成し、村人の年平均所得が5200万ドン、約25万円に達するという目標を掲げています。
(テープ)
「ムオンチャン村党委員会の指導の下で、人民委員会は引き続き灌漑システムと道路整備に投資する方針です。同時に、現地にある全ての水田に水を十分に供給してゆきます。」
今日のムオンチャン村は、綺麗なコンクリートの道路や、広々とした水田と果樹園などが出てきたことで、すっかり変化してきました。村人たちは、団結して、豊かな故郷の建設に励んでいます。