クエットタン陶磁器村

(VOVWORLD) -フーリ(Phu Ly)市から北西へ約6キロメートル行った所にあるクエットタン陶器村は、様々な歴史の浮き沈みを経た後、2004年に、ハーナム省人民委員会から「伝統的職業村」として認定されました。

 

クエットタン陶磁器村   - ảnh 1    dangcongsan.vn撮影

北部ハーナム(Ha Nam)省キムバン(Kim Bang)県クエ(Que)町にあるクエットタン(Quyet Thanh)陶器村は、およそ500年の歴史を誇っています。フーリ(Phu Ly)市から北西へ約6キロメートル行った所にあるクエットタン陶器村は、様々な歴史の浮き沈みを経た後、2004年に、ハーナム省人民委員会から「伝統的職業村」として認定されました。

クエットタン陶器協同生産組合のグエン・ドック・フ主任は次のように語っています。

(テープ) 

「60年代に、この村は、数十もの工房が賑やかに活動しました。陶器製品の輸送手段は、主に船舶でした。我が村の陶器製品は、粘土、水、及び、火だけで出来ていますが、いつもピカピカの状態にあります。そのため、陶器製品の独特は滑滑らかで自然な光沢です。また、陶器の色はしばしばウナギの皮の色と呼ばれますよ。」

クエットタン陶磁器村   - ảnh 2

現在、クエットタン村の陶器製品は、瓶、壺、鍋、茶器、お皿、仏具などとかなり多種多様であり、日本や、韓国、アメリカなど多くの国に輸出されています。

陶器職人の一人は次のように語っています。

(テープ)

「山と広い平地の両方があるこの地域では、黄色みの強い土だけがとれます。この土で出来た陶器製品を手に取ると、人々はこれがクエットタン村のものであることがすぐにわかりますよ。それに、製品の模様などは自然さを保つ方法で施されるので非常にリアルで鮮やかです。」

クエットタン村の陶器製品の釉薬も地の中で開拓されたため、有害な化学物質がないので、特別なものです。また、製品の特徴は、色が失われないことです。焼いた陶器を接触させてみると、金属のような鋭い音を発します。あるベテランの職人であるライ・バン・キエムさんによりますと、陶器は、石炭または薪で焼くなら15日間もかかり、一つの窯は約10トンの薪を必要としています。

(テープ)

「陶器製品の皮を綺麗にするためには、乾いた薪で焼く必要があります。それに、焼く途中に、加熱時間に注意しなければなりません。」

長い歴史を誇るクエットタン陶器村の製品は、引き続き発展し、国内外の市場で高いシェアを占めるでしょう。

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