殆どの農村道路はコンクリート化されている
中部高原地帯テイグェン地方の各省にとって新農村作りは重要な任務の一つとなっています。「人民は新農村作り過程の主体である」という方針で、テイグェン地方の各省は住民の力を積極的に活躍し、メリットを合理的に利用してきました。
ダクラク(DacLac)省ブオン・マ・トート(BuonMaThuot)市タンズ(TangDu)村落はすっかり変わりました。同村落に住むイ・タム・クブアさんは「これは2012年初頭から実現されてきた新農村作りの結果だ」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「私たちは新農村作り運動に積極的に参加してきました。我が家は、農作業の他、コーヒーの栽培もやっています。行政は常に現地住民の生産活動を補助してくれています。」
テイグェン地方の多くの村人は、農村道路の建設のために、労働力と土地を提供してきました。マンヤン(MangYang)県ダクタレイ(DakTaLey)村に住むブムさんの家庭などは道路建設用地としての数千平方メートルの土地を提供しました。ブムさんは次のように語りました。
(テープ)
「私たちは新農村作りのために、土地や労働力を差し出す用意がありました。喜ばしいことは現在、村の様子はすっかり変わってきました。殆どの農村道路はコンクリート化されています。現地住民の生産活動は順調になり、どの家庭もバイクを持つようになりました。」
農民の生活を持続的に高める目標を目指して、テイグェン地方の各省は新農村作り運動において手本となり、拡大させてきました。例えば、ダクラク省クロンパク(KrongPach)県エアヨン(EaYong)村の住民は主力の樹木であるコーヒーの木、ドリヤン、アボカドを集中的に栽培したのです。この3種類は同じ面積に栽培すると高い収穫量を収めたのです。エアヨン村人民委員会のタ・バン・チャム副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「新農村作りを実施するなかで、我が村はコーヒーの木とドリアンという主要な樹木を栽培することにしました。1ヘクタールに100本のドリアンを栽培すると、約8トン収獲できます。」
これまでの成果を見ると、新農村作りへの住民の参加は重要な結果だと分かりました。ブオン・マ・トート(BuonMaThuot)市エアカオ(EaKao)村人民委員会のグェン・フィ・バイ委員長は次のように語りました。
(テープ)
「現在、住民は『新農村になると、文化的な村でなければならない』ということを深く理解するようになりました。実際、以前の場合、村人はバラバラで行動しました。しかし、現在、彼らは、共同で働くようになりました。例えば、一本の道路を建設する際に、共同作業しました。農作業をする時も皆で一緒にやっています。現在、農民らによる稲作りをする大きな田んぼが出てきました。」
住民の力、地元のメリットを活用したお陰で、テイグェン地方における新農村作りプログラムは望ましい成果を収められることでしょう。