(VOVWORLD) -先頃、ハノイで、「人口に関する行動月間」と、12月26日のベトナム人口デーに応える集会が行われました。
集会で発言に立ったヴ・ドゥク・ダム副首相は、関連各省庁を始め、社会全体に対し、人口と家族計画化活動はもちろん、リプロダクティブヘルスケアや、子育て、子どもの保護、老人養護に関する知識の普及を促進させるよう訴えました。
多くの専門家は「ベトナム社会にとっても現在の人口学的な『ゴールデン・エイジ』は急速な高齢化が進んでいる」としています。その他、人口の質は体質的な健康ケアだけでなく、精神的健康ケアにも配慮する必要があると明らかにしました。
2035年には、ベトナム人の4人に1人が75歳以上の高齢者となると推計されています。ベトナムは適切な政策と新しい措置を取らなければ、高齢化社会になる恐れがあります。
現在、ベトナムは人口活動を改革する必要があります。これにより、ベトナムは家族計画化を中心にした人口政策を人口の規模、構造、品質の改善に力を入れることにシフトします。これと同時に、リプロダクティブヘルスケア、妊娠前のケア、高齢者、未成年の健康ケアなどを強化します。
2019年の「人口に関する行動月間」と、12月26日のベトナム人口デーに応え、各地方の人口・家族計画化支局はベトナムの人口の質的向上を目指す様々な宣伝活動を行っています。これらを通じて、各地の住民に12月26日のベトナム人口デーの内容を伝えることを狙っています。