2017年、ベトナムは多くの成功を収めました。その中で、最も際立った成果としてあげられるのはベトナムはAPEC年2017を成功裏に主催したということです。APEC年2017には合わせて243件の活動が行われ、その中で、最も重要な活動はAPEC加盟21カ国の指導者が参加する首脳ウェークがあります。

APEC年2017の成功は様々な要素から作り出されました。まず始めに、これは国の指導者を始め、ベトナム国民一人ひとりの団結とコンセンサスです。これはこの30年間実施してきたドイモイ事業の成功に至る要素でもあります。

コンセンサスから作り出された成功

APEC年2017の主催を決定した時から、ベトナム共産党と政府はこの出来事の準備を徹底的に指導してきました。APEC年2017の主催を決定するのはアジア太平洋地域に対するベトナム共産党と政府の長期的なビションを示すものと言えます。

APEC年2017の際立った出来事を主催するため、10つの市や省の潜在力を基礎に選定するのはこれらの地方の潜在力の活用に寄与するだけでなく、世界の友人に対し、ベトナムの各地の独特な文化や特産品などをピーアールすることに有利な条件を作り出すものです。特に、中部港湾都市ダナンをAPEC年の首脳会議の開催場所として選んだことはダイナミックで近代的なベトナムの姿を生き生きと示しました。

APEC年2017に20件の文献が採択されたことはAPEC加盟諸国のコンセンサスを作り出すことに対するベトナムの役割を示しています。特に、貿易投資の自由化、多角的貿易システムに関するダナン首脳宣言は地域内におけるAPECの核心的役割を強調しました。これらの文献の内容は国の経済社会発展戦略の実施に役立ちます。

APEC首脳会議への出席に合わせて、中国の習近平国家主席、アメリカのトランプ大統領はベトナム国賓訪問を行いました。その他、チリの大統領、カナダの首相もベトナムを公式訪問しました。また、APEC首脳会議の開催にあたり、ベトナムの指導者はAPEC加盟諸国の指導者と様々な会合を行いました。これらはベトナムとAPEC加盟諸国との関係の格上げに寄与しています。

これらの成功を収めるためにはベトナム共産党や政府のコンセンサスによるものだけでなく、各地方の取り組みや企業の支援もあります。また、ベトナムはこれまで実施されてきた多国間との外交活動から得られた経験を効果的に活用しました。

国際社会への広範な参入に新しい原動力を作り出す

APEC年2017の成功は国際社会におけるベトナムの地位が高まっていることを示しています。特に、APEC年2017の成功はベトナムが地域と世界の信頼に足るもので、責任感があるメンバーであることを再度確認しました。