世界的消灯イベント「アースアワー」は、2019年3月30日(土)20時半から21時半まで実施されました。ベトナム全国ではこのイベントに応える様々な活動が行われました。

ハノイ市は、各機関や、組織、学校、企業、家庭、居住地に、「アースアワー2019」への応援を宣伝し、働きかけました。特に、ハノイの中心地ホアンキエム地区のオペラハウス前の8月革命広場では、アースアワーの消灯式典が行われ、商工省、ハノイ市人民委員会、各省庁、部門、企業の指導者、及び、一般人民、合わせて数千人が参加しました。商工省所属省エネ持続可能な開発局のチン・コック・ブ副局長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「今年のアースアワーのキャンペーンは、第4次産業革命が世界各国で推移している背景の中で、省エネ措置を集中的に紹介しました。私たちは、ソーシャルネットワークを利用してこのキャンペーンを宣伝しました。」

一方、ホーチミン市では、同市電力総公社は、あらゆるマスメディアを通して、同社の顧客に電気を効果的かつ節約に使用するよう宣伝した他、アースアワーのキャンペーンの実施中に、職場において必要のない場所で照明灯を消しました。

中部ダナン市では、商工局は電力会社と連携して、アースアワーウォーキングを行い、気候変動への対応や省エネへの認識の向上を呼びかけました。

なお、ベトナムがこのイベントに応える運動を行なうのは今回で11回目となります。