クリスマスを前に、各省庁、地方行政府、団体の代表団はキリスト教の聖職者とクリスチャンの元を訪れ、祝意を述べました。

クリスマスの準備作業は12月上旬から始まり、国内各地はクリスマスを祝う高揚感に包まれています。

クリスマスを楽しむ

クリスマスが近づくと、教会が多い北部ニンビン省の各教区は美しく飾りつけられます。クリスマス･ツリーやイルミネーションなどはファットジエム教区の周りの各通りを彩ります。ニンビン省のカトリック団結委員会委員長のグエン・バン・ザオ神父は次のように明らかにしました。

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「ファットジエム教区はニンビン省の中心地に位置するので、クリスマスを祝う雰囲気で賑わっています。これはキリスト教の年中行事の中でも、最大規模のイベントであり、各レベルの行政当局は関心を寄せ、支持してくれました。」

今年、国内各地の多くの教区で貧困世帯は姿を現しませんでした。クリスチャンらは先進的な教区や文化的な居住地、新農村の構築に力を尽くしてきました。ベトナムのカトリック団結委員会のチャン・スアン・マイン委員長は次のように語りました。

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「クリスチャンらはとても喜んでいます。我々はクリスマスイブの行事を節約しながらも盛大かつ安全に行います。精神は最も重要な部分です。心が安らかにならない限り、幸せな生活を送れないのです。宗教を信仰する人も信仰しない人も団結して『国民が豊で、強固な国、公平、民主、文明的なベトナム』の構築に尽力しましょう。」

温かいクリスマス

12月15日から、チュオン・ホア・ビン副首相は国内各地を回って、ハノイ市やニンビン省、中部ダナン市、フエ市のカトリック協会、ベトナムプロテスタント協会、ベトナム宗教団結委員会などを訪問し、クリスマスを祝いました。各レベルのベトナム祖国戦線、各地方、省庁の指導者もキリスト教の聖職者とクリスチャンらを訪れ、クリスマスのお祝いの言葉を述べました。これはキリスト教の教徒に対する党、国家の責任と関心、また、人民各層の気持ちを示しています。

ニンビン省のファットジエム教区のグエン・スアン・アン神父は次のように語りました。

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「各レベルの行政当局は我々の宗教活動に常に関心を払い、便宜を図っています。これにより、宗教活動を容易に行なうことができます。ファットジエム教会でクリスマスの行事を行なう際、行政当局や各機関から支援を受けました。」

信仰・宗教法が発効されたことにより、宗教を信仰する人と信仰しない人の付き合いが緊密になりました。さきほどのニンビン省のカトリック団結委員会のグエン・バン・ザオ委員長は次のように語りました。

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「バチカン市国とベトナムとの関係が良好に発展していることはクリスチャンらにとって大きなメリットとなっています。27ヶ所の教区、およそ40人の枢機卿、5千人の神父はいずれも任務を全うし、自分の宗教だけでなく、社会共同体にも貢献してきました。複数の神父はカトリック団結委員会に参加し、地元の経済社会発展に力を尽くしています。」

2018年のクリスマスを祝う国内各地の雰囲気はベトナムでの信仰・宗教の自由を立証しています。