ハノイのフォー専門店「フォーティン」がオーストラリアにも進出
(VOVWORLD) -「フォーティン」は長年にわたって、牛肉の「フォーボー」一品のみを提供しています。
ハノイ市ハイバーチュン区ロードック(Lo Duc)通り13番地にある創業40年の麺料理「フォー(pho)」の名店「Pho Thin(フォーティン)」は、去る9月5日に、オーストラリアのメルボルン市に新しい店舗をオープンしました。
メルボルンに「フォーティン」のブランドを進出させたグエン・ホアン・ラムさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「メルボルン市には多くの『フォー』の店がありますが、どの店も味が同じです。ですから、私たちは、メルボルンで暮らし働いているベトナム人を始めとするオーストラリア人に違う味付けの『フォー』を紹介したいのです。」
ハノイ市内にある「フォーティン」店の主ティンさん |
メルボルン市内にある「フォーティン」は、ハノイ市にある本店の主ティンさんから直接伝授されたレシピを活かしています。
ネギをたっぷりいれたスープは、ティンさん秘伝のレシピで作うられたチリソースを加えた牛肉の出し汁は特別な味付けに感じられます。そこで、メルボルン市内にある「フォーティン」の店はいつもお客で混んでいます。同市のある大学に在学しているベトナム人学生は次のように明らかにしました。
(テープ)
「私は、フォーを食べるのに、1時間以上並んで待ちましたよ。この店のフォーは本当に美味しいからです。オーストラリアにある幾つかの店で食べましたが、殆どのフォーは南部特有の甘くて濃いめの味付けで、口に合わなかったです。でも、この『フォーティン』は、北部独得のさっぱりとした味付けを保っていますよ。」
顧客の多様な需要に応えるために、メルボルン市にある「フォーティン」の店は、現在半生牛肉炒め入りフォーの「フォー ターイ ラン(Pho tai lan)」を始めとする各種のフォーを提供しています。今後、他のベトナム料理の色んなメニューも取り扱う方針です。
なお、これに先立つ2019年3月に、「フォーティン」の2号店となる「フォーティン東京(Pho Thin TOKYO)」が池袋にオープンし、好評です。