(VOVWORLD) -今年のキャンペーンは省エネ措置に集中します。
先頃、ハノイで、「エネルギーを節約し、地球を守る」をテーマにした「アースアワー2019」に応えるキャンペーンを開始しました。ベトナムがこのイベントに応える運動を行なうのは今回で11年目となります。
これは社会コミュニティに、気候変動への対応や省エネへの認識を向上させることが狙いです。今年のキャンペーンは省エネ措置に集中します。
具体的には、家庭や職場内で必要のない電気設備や照明を消す一方、企業やコミュニティに省エネルギーに関する技術を宣伝します。省エネにより、環境保護だけでなく、エネルギーコストの軽減も図られます。
アースアワーとは、世界中の人びとが同じ日の同じ時刻に消灯することで地球温暖化防止と環境保全の意志を示す、ソーシャルグッドプロジェクトです。
2007年にWWFオーストラリアの地球温暖化防止キャンペーンとして始まったことが世界中に広がり、2018年には188の国と地域が参加しました。アースアワーはエネルギーを節約するだけでなく、グリーン生活様式を行い、より素晴らしい世界づくりのため、行動する意味があります。
その意味で、アースアワーは電気を始め、エネルギーの節約、環境保護、気候変動対応のため、社会共同体、企業に対し、力を入れるよう呼びかけます。
社会共同体がアースアワーに参加するため、社会に影響力のある人物がこのキャンペーン大使として招かれました。今年のアースアワーはベトナム電力グループ、ダイキン工業株式会社の子会社であるダイキン・エアコンディショニングベトナム社、Habeco=ハノイビール・アルコール飲料の支援を受けています。ベトナム電力グループのボー・クアン・ラム副会長は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム電力グループはこのキャンペーンを通じて、商工省と社会全体に対し、ベトナム電力グループと協力して、エネルギーを効果的に使用し、エネルギーを節約するよう呼びかけます。また、市民と企業に対し、電力消費のピーク時間帯における電気使用を抑えるよう呼びかけます」
また、このキャンペーンの枠内で、グリーンエネルギーに関する座談会、芸術展示会など様々な活動が開かれます。