ベトナムでワールドトラベルアワード2019のアジア・オセアニア部門の授賞式
(VOVWORLD) - 世界レベルの旅行界のアカデミー賞と呼ばれるWTAワールドトラベルアワード2019のアジアオセアニア部門の授賞式が、10月12日にベトナム最南端カマウ省の沖合にあるフーコック島で開催されました。このイベントは、ベトナム観光をPRする良いチャンスです。
フーコック島 |
1993年に設立されたワールドトラベルアワードは世界中の旅行・観光産業を対象に、業界のサービス水準と業界全体の業績を向上させることを目的として、優秀な企業・団体及び観光地を表彰するものです。各カテゴリーの受賞者は世界200ヵ国以上の旅行・ホスピタリティ業界の専門家と消費者によって選出されます。
今年のワールドトラベルアワードは、6地域によって6つの部門に分けられており、その中で、フーコック島にある高級リゾート「ヴィンパール・フーコック」が、アジア・オセアニア部門の授賞式の開催地として選ばれました。ワールドトラベルアワード組織委員会によりますと、ヴィンパール・フーコック・リゾートは、美しいビーチと自然風景に恵まれているほか、国際的なイベントの開催に必要な施設を擁するとともに、高級な観光サービスを提供しています。このリゾートのコンベンションセンターは2400人を収容できる大ホールの他、会議室が8つあります。また、ヴィンパール・フーコック・リゾートの周辺には、高級リゾートもたくさんあり、お客さんの様々なニーズに応えるとしています。
今年のワールドトラベルアワードでは、ベトナムは、国レベルや旅行会社レベル、旅行サービスなどの各カテゴリでの受賞候補者として推薦されています。12日の授賞式で、アジア・オセアニアの「最も優れた観光地」や「最も優れた旅行会社」など50の賞が授与される予定です。今回の授賞式には、アジアとオセアニアの各国の高官や、旅行・観光分野の有名人や、有名アーチスト、そして、報道関係者が多数参加します。これは旅行・観光分野の協力チャンスを探る場となると期待されています。
なお、今回の受賞者は、来月オマーンで開催されるワールドトラベルアワード2019のグローバル授賞式に出席する資格を得ることになりました。