現在、ベトナムとアメリカは、全面的なパートナーになり、戦略的な利益を分かち合っています。これは、両国関係の貴重な財産であることから、双方は、政治的決意や、長期的ビジョンなどを深く認識し、その関係の強固な発展のために力を合わせています。

確実な信頼の強化

過去２５年間、信頼醸成を目指して、両国は、常に双方の正当な利益に配慮しており、相互理解、相互尊重、それぞれの政治体制の相互尊重という精神で対話を通じて残された問題を解決し、互恵の協力関係の促進に適切な貢献をしてきました。

ダニエル・クリテンブリンク大使

世界の多くの専門家の評価では、ベトナムとアメリカとの関係は現代の国際関係における特に珍しい関係であるとされています。そこで、両国の国交正常化２５周年を記念することは、両国にとって特別な意義のある出来事となります。

在ベトナムアメリカ大使館のダニエル・クリテンブリンク大使は次のように明らかにしました。

(テープ)

「私たちは、両国国交正常化２５周年記念式典を待機しています。これは、この２５年間、アメリカとベトナムが築いてきた協力関係と友好関係を迎えるチャンスです。アメリカとベトナムは、互いに信頼に足るパートナーとなっています。双方が、過去に勝ち、友好関係を築き、多方面において協力していることは最も有意義なことです。」

今日のような成果には、各世代のベトナム人とアメリカ人の貴重な貢献と絶え間ない努力がありました。

過去を振り返り、未来へ向かう

ベトナムとアメリカの国交正常化以来この25年間に、両国は多くの印象的な成果を収めてきました。また、両国関係は、急速に発展してきました。両国は、かつての戦時下では、対立関係でしたが、戦争終結後に、友人になり、その後、全面的なパートナーとなっています。両国関係について、ベトナムのゴ・クアン・スアン元国連大使は次のように語りました。

(テープ)

「対立から信頼に足るパートナーになる関係は、とても重要な意義であると思います。両国の良好な関係は、地域の平和と安定にとって重要です。今後も、引き続きこの関係は発展してゆくと私は信じています。」

現在の全面的なパートナーシップを基にして、ベトナムとアメリカの政府と国民は、両国には、適切でかつ大きな利益をもたらす多くの潜在力があることを認識しています。ベトナムとアメリカの国交正常化25周年記念活動は、両国関係を新たな発展段階に押し上げるための前提であるとされています。