(VOVWORLD) -ベトナムは科学技術の開発と応用を第一の国策と見なし、社会経済を発展させるための重要な推進力と見なしています。その中で、科学技術市場の開発は国の科学技術とイノベーションを発展させる対策とされています。
(写真:media.chinhphu.vn) |
近年、ベトナム共産党と政府は科学技術市場の開発を始め科学技術を発展させるための多くの政策や法律を発布し、政策や体制が段階的に完備されてきました。商品化された科学技術の供給源は著しく増加しており、市場における科学技術商品の取引額は年平均22%増となっています。研究所、大学、科学者による研究結果が商品となり、企業と市場でより活用されています。
また、企業の新技術や先進技術の導入力が徐々に改善されています。科学技術の20の取引所が開設され、事業を行っています。現在、科学技術に関する国家データーベースには科学技術の供給源に関する2万2500件の情報と知的所有権に関する36万5千件の情報があります。
去る9月に行われた「効果的で近代的な科学技術市場の開発とその国際統合の促進」をテーマとした会議で、ファム・ミン・チン首相は、第13回党大会は科学を基盤に、科学者を推進力に、企業を中心にしながら、第4次産業革命と世界経済への統合に配慮し、科学技術市場を開発する、また、民間経済セクターと国際協力からのリソースを最大限に動員して、高い技術力のある製品やサービスの革新を加速させ、企業がグローバルバリューチェーンに参加することに便宜を図っている、としています。
現在、ベトナムは独立、自主の経済を構築するとともに国際社会への広範な統合を推進し、科学技術の導入を強化し、ひいては先進技術と発明の所有権を持つように取り組んでいます。
科学技術市場を開発するため、正しい政策を打ち出すほか、近代的な技術インフラ整備、国内市場と国外市場との連結などが必要とされています。