ベトナム新指導者、決意を表す

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3名の新副首相

第13期国会第11回会議は12日に閉幕しますが、国の新指導部の選出が完成されました。新指導部は創意工夫を凝らし、国民と力を合わせ、国を新たな発展段階に押し上げると期待されています。

10日間にわたり、ポスト人事についての討議が行なわれ、人選されました。その中で、トップ4の国会議長、副議長や国会常務委員会委員、国家主席、首相は投票で選出された他、3名の副首相と18名の閣僚の任命に関する首相の提案が採択されました。

宣誓から

特筆すべきことは4人の最高指導者は国会、国民、有権者の前で初めて就任宣誓を行なったことです。この宣誓は国の管理、運営に委託された人物の責任と義務を認めるとともに憲法、祖国、国民に対する忠誠を示し、民族の利益を第一義にすることを確約したとみられます。国会議長、国家主席、首相の就任宣誓は国民の信頼を確保するとともに国会、国民に対する個人的責任を公約する儀式であるだけでなく、国民に対し、国の主要なポストに対する監視の権利を施行するため、基盤を作り出し、憲法を最高法規として確保するものでもあるとしています。北部ハイフオン市選出のチャン・ゴク・ビン国会議員は次のように語りました。

(テープ)

「宣誓は重要な意味があると思います。重要なポストに任命された人物は宣誓の神聖さを示すと同時に宣誓に従って業務を果たすことを自覚しなければなりません。」

行動まで

国会で国会議長、国家主席、首相が宣誓を行なった後、就任演説を発表し、任務の遂行に尽力すると表明しました。グエン・ティ・キム・ガン国会議長は国会常務委員会とともに、国民の最高代表機関、また、国家の最高権力機関として任務を全うすると確約する一方、チャン・ダイ・クアン国家主席は民族大団結の強化、独立、主権、領土保全の確保、ドイモイ=刷新事業の全面的促進、国際社会におけるベトナムの地位向上に全力をあげて取り組むと強調しました。他方、グエン・スアン・フック首相は強固な政府づくり、行政改革の強化、有利な投資経営環境の整備、民主体制の発揮、汚職防止対策の効果向上を行なう決意を表明しています。閣僚らも任務を完遂する姿勢を固めました。民族委員会委員長のド・バン・チエン大臣は次のように述べています。

(テープ)

「私は他の閣僚とともに第12回党大会決議に盛り込まれた任務を集中的に遂行します。特に、少数民族居住地や山岳地帯の経済社会発展政策を完備するとともに貧困解消、教育、医療、人材育成への投資を強化し、少数民族居住地や山岳地帯、特に北西部、中部高原地帯テイグエン地方、西南部、中部沿海地域の経済社会面での好転を目指しています。」

一方、商工省のチャン・トゥアン・アイン大臣は次のように語りました。

(テープ)

「今年末まで、商工省の指導者らと力を合わせ、国会で打ち出された目標の達成に努力します。また、工業生産高、貿易、サービスに関する目標を実現させる決意です。」

新たに選出された指導部は任務を把握した上で、さらなる成果を収めるため、尽力する決意を示したことはベトナムの建設発展防衛事業の成功に前提を作り出すとみられます。

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