これまで、ベトナム共産党は「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動の推進を目指し、複数の指示、決議などを公布してきました。その中には第13回党大会決議の推進に関する第12期党政治局の指示5号や「党建設、綱紀粛正の強化や政治的思想、道徳、ライフスタイルの衰退の防止」に関する第12期党中央委員会第4回総会決議が含まれています。国内と世界情勢が複雑に推移している背景の中で党の思想の確保や「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動を推進し、敵対勢力の中傷論調と断固として戦うべきであるとしています。

「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動の推進に関する第12期党政治局の指示5号の実施状況を総括する全国会議で、チョン党書記長は第13回党大会決議を引用し、「党建設に関する第11期と第12期党中央委員会第4回総会決議の実施を『ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう』運動と連携させ、断固たる措置で推進していく必要がある」と強調しました。

チョン書記長によりますと、各レベルの党委員会、行政府、機関、組織は「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動をさらに推進していくと同時に去る5月18日、政治局が出したこの運動の推進に関する決定1号に盛り込まれた任務を精力的に遂行しなければならないとしています。

北部山岳地帯ライチャウ省党委員会・宣伝教育班のレ・ドク・ズック班長は次のように語りました。

（テープ）

「第13回党大会決議は自力自強の精神、繁栄した国づくりへの渇望を芽生えさせることについて触れましたが、これは現時点で必須の課題となっています。我が省は多くのメリットや潜在力に恵まれていますが、発展が遅れています。ですから、この課題に関心を寄せなければなりません。」

チョン党書記長によりますと今後、「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動の推進に際し、３つの課題に集中する必要があります。それぞれの幹部、党員と全党、全国民、全軍は「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動を生活の中に具体化させ、この運動を強固な精神的基盤と底力として生かし、あらゆる困難と試練を乗り越え、任務を全うしなければなりません。

公安省のトゥ・ラム大臣は次のように語りました。

（テープ）

「人民公安部隊内の規律、綱紀を粛正し、文化的行動を発揮させなければなりません。また、人民公安に対する各機関、組織、市民の満足度に関するアンケートや意見集約を行うと同時に政治局の指示5号、第12期党中央委員会第4回総会決議、公安省の指示4号の実施を常に検査、監視し、『ホーチミン主席の道徳、ライフスタイルを見習おう』運動で立派な成績を収めた個人、団体を顕彰する必要があります。」

会議でチョン書記長は「ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルを見習おう」運動が効果的に推進され、さらなる適切な成果を収めた上で、第13回党大会決議の遂行をはじめ、ドイモイ＝刷新事業、国の建設防衛事業の成功に貢献し、ベトナム建国100周年にあたる2045年までにベトナムが高所得国の先進国となり、世界各国と肩を並べられるという目標が実現されるよう希望を表明しました。