(VOVWORLD) - ホーチミン主席がなくなってから49年の歳月が経ちましたが、現在もその思想と道徳の価値がベトナム社会共同体で広く宣伝啓蒙され、国際友人により高く評されています。
これはホーチミン主席の思想と道徳は依然として、ベトナム民族にとって道しるべとなりつつあることを見せています。
ホーチミン主席の指導、道徳、ライフスタイルは革命事業を通じて示されました。長年にわたり、党と国家の最高指導者を務めていたホーチミン主席は党と国民が委託した任務を遂行する際、「品行方正」の輝かしいお手本となり、民主体制を最大限に発揮してきました。
社会共同体に広く宣伝啓蒙
ホーチミン主席の思想、道徳、ワーキング・スタイルなどはベトナム共産党、民族、及び国際社会に大きな影響を与えました。これまで、「ホーチミン主席の道徳を見習おう」運動はベトナムの各レベルの労働組合、組合員、労働者、公務員、生徒、学生の間に繰り広げられてきました。それぞれの部門は独特な形で実施しています。例えば、保健部門は「医師は優しい母のように」という運動、教育部門は「良好な授業、良好な学習」や、「それぞれの教師は学習と創意工夫のお手本」という運動を行なっています。
また、ホーチミン主席は「勤勉、清廉、節約」のお手本でもあります。現在、ベトナムの人民各層、とりわけ若者、労働者階級はホーチミン主席を見習って、創意工夫を凝らし、効果的な生産・労働・学習を行なっています。ハノイ市のホアイドクA(Hoai Duc A)高校の生徒の一人は次のように話しました。
(テープ)
「良い学生になること、親孝行をして、心身を練磨し、学習に励むことを自分と約束します。自らの目標を忘れることなく、毎日、頑張らなければなりません。」
一方、グエン・タト・タイン大学の医薬科の教師グエン・ホアン・タオ・ミさんは次のように語りました。
(テープ)
「『ホーチミン主席を見習おう』運動の学習に関する基準の中で、『言行一致』という基準を達成しなければなりません。第4次産業革命が進められている現在、アイディアを出すとともにそれを現実に移すことは国の発展に貢献するでしょう。」
国際社会により高く評価される
ホーチミン主席の知り合いであったフランス人は、現在もホーチミン主席のことを良く記憶しています。モントルイユ市の文化社会担当のフロリアン・ビグネロン副市長は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム国民の平和、自由、自決権の獲得はホーチミン主席の第一目標です。救国の道を探るため、フランスに赴いた頃、青年であった時代からベトナムの国家主席になるまで、ホーチミン主席は一生涯をこの目標の追求をしました。」
ホーチミン主席は謙遜、質素、誠実のお手本としてよく知られています。2013年、ロシアのプーチン大統領がベトナムを公式訪問した際、「人類は平和、進歩、繁栄の世紀である21世紀に入っているが、ホーチミン主席の思想・道徳の価値は、文化の象徴となり続ける」と強調しました。
ホーチミン主席が死去してからこの49年間、ベトナムは多くの変化を経て、新たな発展段階に入りましたが、ホーチミン主席の思想、道徳、ライフスタイルの価値は今も保たれています。