今年上半期の金融機関の活動

(VOVWORLD) -短期融資の金利は年間6%から9%、長中期の融資は9%から11%でした。

今年の上半期に、ベトナムの決済総額は昨年の下半期と比べて5.2%増となりました。ベトナム国家銀行通貨政策局のファム・タイン・ハ局長によりますと、上半期に、金融機関は生産経営活動や優先的分野に融資を集中的に行い、リスクがある分野への融資の管理を強化しました。これにより、融資金利が安定しました。短期融資の金利は年間6%から9%、長中期の融資は9%から11%でした。ハ局長は次のように語りました。

(テープ)     

「今後、国家銀行は通貨政策を慎重に指導します。政府の主張を基礎に、企業への融資を行いうと共に、万一の場合、外貨市場に関与します。」

国家銀行は不良債務の処理を行い、金融機関の活動の質的向上を図っています。国家銀行監査監視機関のグェン・チョン・ズ副長官は2012年から2019年まで、信用各機関は387億ドル相当の不良債務を処理したと明らかにし、次のように語りました。

(テープ) 

「今後、国家銀行は不良債務が多くある金融機関を集中的に検査します。これと同時に融資に関する法律の遵守状況を評価したり、債務を分類したりします」

決済分野に関して、国家銀行は決済に関する法律を完備させると共に、農村部や遠隔地を始め、全国各地でキャッシュレス決済の強化を目指す措置を取りました。これと同時に、金融機関に対し、決済インフラの開発、顧客の権利を確保するためのセキュリティ対策を強化しました。

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