(VOVWORLD) -遺書に書かれた党建設に関するホーチミン主席の教えは今日だけでなく、今後の党建設事業においても重要な価値があります。
ホーチミン主席は生前、党建設と綱紀粛正に特別な関心を寄せてきました。今から50年前に執筆した遺書で、ホーチミン主席は党建設について触れています。遺書に書かれた党建設に関するホーチミン主席の教えは今日だけでなく、今後の党建設事業においても重要な価値があります。
ベトナム共産党の創設者であるホーチミン主席はベトナム共産党の重要な役割と地位を強調し、その中で、与党であるベトナム共産党は革命の道徳を基礎に、国を豊かにする任務を果たす必要があると述べました。
党建設事業の指針となる教え
遺書で、ホーチミン主席は党建設と綱紀粛正について「第一は党内の団結と統一性を強化するということである。これはすべての任務の遂行の成功を左右する要素であるから。第二は党内の民主主義を発揮し、常時に批判と自己批判を行うということ。第三は革命道徳を鍛え、個人主義を含め、党内の消極的な姿勢や衰退を撤廃するということ」と書きました。ホーチミン国家政治学院のグェン・スアン・タン( Nguyen Xuan Thang) 博士は次のように語りました。
(テープ)
「時が経つと共に党建設に対するホーチミン主席の遺書の重要性と価値が深まっています。遺書は党建設を常時的、かつ、全面的に行うということを強調すると共に、人民と国に対する共産党の責任や与党意識を明記しました」
ホーチミン主席の遺書を基礎に、党建設と綱紀粛正を行う
遺書におけるホーチミン主席の教えを履行して、この50年、ベトナム共産党は党建設と綱紀粛正を絶え間なく実施してきました。中央理論評議会のホアン・チ・バオ( Hoang Chi Bao) 元委員は「党は人民との緊密的な関係を結び、人民のために奉仕するという任務以外、何もない」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「現在、最も重要なことは人民の生活に配慮するということです。第二は人民の生活だけでなく、人民の知的水準の向上や人民の権利にも配慮するということです。生前、ホーチミン主席は革命の成功の秘訣は人民の信頼と愛情を得るならば、人民により支持され、保護されることにあると言いました」
ホーチミン主席が遺書を執筆してから50年が経ちましたが、党建設に関するホーチミン主席の教えは昔のままの価値を持つと言えることでしょう。