今回の質疑応答は以前と違って、問題別に従って行われるものでなく、国会の6件の決議の実施状況に関するものです。閣僚らは自らが担当する分野に関連する質問に答えます。政府の運営方法に関する問題は各副首相らが答弁しました。閣僚らの応答後、首相は報告を行い、さらに情報を提供しました。

質疑応答に参加した議員

質疑応答の質的向上

今国会で、国会議員らは100以上の質問を提出しました。これらの質問は有権者らのが関心をもつものばかりです。南部ビンズオン省選出のグエン・タイン・ホン国会議員は次のように語りました。

（テープ）

「今国会での質疑応答の進行を高く評価します。質疑応答は試験のように行われ、閣僚らは答案がありません。したがって、閣僚らが自分が担当する分野について詳しく理解しているかどうかが評定できます。今後も、その形式を続ける必要がある」と思います。」

また、議員らはグエン・ティ・キム・ガン国会議長の運営・指導方法を高く評価しています。ビンフゥオク省選出のファン・ビェト・ルオン議員は次のように語りました。

（テープ）

「国会議長の運営方法を高く評価します。議員らがどの閣僚に質疑するかを事前に知りませんでしたが、議長の対応は早くて、編集能力も高いです。国会議長は議員と閣僚らの考え方がよくわかるといえます。」

閣僚らの役割の発揮

質疑応答では、議員らによる論争もありました。これは質疑応答の質的向上だけでなく、閣僚らの責任感と役割の向上にも役立つとされています。ハノイ市選出のグエン・バン・チェン議員は次のように語りました。

（テープ）

「それぞれの閣僚らは自らが担当する分野に関する質疑に答えますが、これは質疑応答の新しい点です。国会議員が有権者の代表としての役割を立派に果たすことも示しています」

一方、中部沿海クアンビン省選出のグエン・ゴック・フゥオン議員は次のような見解を述べています。

（テープ）

「前期の国会と比べ、今期は閣僚らが自分の約束を効果的に履行しています。農業から環境、投資などの分野まで、具体的な方策が出されていますね。」

オープン・民主・責任。それらは今国会での質疑応答を評価すための言葉です。これは有権者の願望に合致するものであり、今後も継続する必要があるとされています。