国際参入期におけるベトナムの成果

(VOVWORLD) -この数年間、敵対勢力は、平和的手段によって社会主義体制を崩壊させる「和平演変」という名の陰謀を実行して、あらゆる措置、とりわけ国際参入を利用して、ベトナムの社会秩序を乱そうとしています。しかし、これらの行為は、ベトナムの国際参入に向けた大きな成果によって失敗に終わりました。

ベトナムの党と国家は、国の発展、あらゆる国際関係の拡大、とりわけ国際経済参入の強化を目指して、あらゆる措置を指導しています。従って、ベトナムの国際経済参入は極めて多大な成果を収めてきました。

ベトナムと世界複数の国との協力関係

二国間協力関係について、現在、ベトナムは世界170カ国と外交関係を結んでおり、230の国及び地域との貿易、輸出活動を行っています。ベトナムは、90本の二国間貿易協定、約60の投資奨励保護協定、54の二重課税防止協定、及び各国や国際組織との複数の文化協力協定を締結しています。また、ベトナムは全ての大国と良好な関係を築いています。その他、中国との戦略的パートナーシップを全面的な戦略的パートナーシップに格上げしており、日本、インド、韓国、イギリス、スペインと戦略的パートナーシップを樹立しています。外国に駐在するベトナム代表機関の数は91に上っています。

多国間との協力関係について、ベトナムは、アジア開発銀行や、国際通貨基金、世界銀行などと前向きな関係を保っています。ベトナムは、地域と世界の経済組織に参加し、多国間経済協力協定を締結しました。1995年7月に、ベトナムはASEAN=東南アジア諸国連合に加盟し、1996年1月1日にAFTA=ASEAN自由貿易地域に参加しました。これらは、ベトナムの国際経済参入過程における突破口の一つであると見なされています。続いて、1996年に、ASEM=アジア欧州会合の創設に参加し、1998年にAPEC=アジア太平洋経済協力会議に加盟しました。特に、ベトナムは11 年に及ぶ加盟交渉を経て、2007年1月11日にWTO =世界貿易機関の加盟国となったということです。

国際経済組織の一員としての役割

WTO、ASEAN、APECなどの国際経済組織の一員であるベトナムは、あらゆる公約を十分でかつ厳粛に実現しており、これらの組織の諸活動に積極的に参加してきました。WTOに加盟してから、ベトナムは、貿易政策の改革を進めており、農業や、工業、水産物、知的所有権などのベトナムに関わる内容を討議するWTOの交渉に積極的に参加しました。ベトナムにとってASEANは大きな貿易投資相手となっています。2015年までのASEAN共同体構築に向けた広範な参入という公約を履行したことは、経営生産活動と外国直接投資誘致を図ってきました。その一方で、ベトナムはAPECのダイナミックなメンバーであり、APECの諸活動に積極的に寄与してきたことを評価されています。ベトナムはASEMの多くの構想や活動を提出、展開してきました。これまでに、ベトナムは、15ヶ国と新世代FTAを締結しました。

国のドイモイ事業が実施されてからの30年余りに、ベトナムは、複数の国との外交関係を絶え間なく拡大させるだけでなく、経済など多くの分野において国際への全面的な参入を推進しています。国際参入過程におけるベトナムの成果は、国際参入の問題を利用してベトナムを破壊しようとするあらゆる陰謀を失敗させたことです。

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