始動式の様子

先ごろ、ベトナム女性連合会は「女性と子どもの安全保障」を2019年の活動計画のテーマにした始動式を開催しました。同連合会のチャン・ティ・フォン副会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「最も重要なやり方は宣伝することです。全ての女性や子どもたちが少なくとも自己防衛が出来るように、彼らのスキルや認識を高める必要があるからです。適切な行動については、信頼に足る共同体や、クラブを設けるということです。女性と子どもたちは、それらの共同体やクラブに参加して、安全でない環境の中に生活するに際して、自分自身を守るための経験や措置を交換できるからです。その一方で、私たちは、女性と子どもの幸福と安全を行動指針にした上で、女性と子どもに関わる問題解決を監視したり、女性と子どもの祈願を実現したり、女性と子どもに関連する正しい見解や、主張を支持します。」

ホーチミン市では、始動式にあたり様々な活動が行われました。中でも、「安全な生活の為」と題する写真展や、「食品衛生」の写真展、安全な農産物見本市、女性と子ども向けの法律コンサルティング、ウォーキングなどでした。「女性と子どもの安全保障年」の大使を務める俳優クエン・リンさんは次のように話しました。

（テープ）

「私たちは、女性と子どもへの暴力を最小限に抑えるために、女性と子どもの安全保障運動に参加する必要があります。ベトナム女性連合会と共に、女性と子どもに安全、幸福に与えましょう。」

この機に、中部ダナン市女性連合会は、「女性と子どもへの安全」、及び「プラスチックゴミ対策」という運動を発動しました。同連合会は、各企業や商売業者に対し、使い捨てナイロン袋やプラスチック製品などの使用を最小限にするよう呼びかけました。

ベトナムでは、3月8日は、男性が母親、妻、など身近な女性に花やちょっとしたプレゼントを贈ることにより、感情を表す日でもあります。